小学館は12月2日、国語辞典「大辞泉」編集部が選ぶ「新語大賞2019」を発表しました。大賞に選ばれたのは「イートイン脱税」。一般から投稿された語釈(意味)は「食品を持ち帰り税率の8パーセントで会計して、イートインで食べること。本来であればその場で食べる場合は税率10パーセントで会計しなければならない」としています。
小学館が「大辞泉が選ぶ新語大賞 2019」を発表しました。大賞には「イートイン脱税」が選ばれました。
小学館の国語辞典「大辞泉」編集部が、明治大学国際日本学部の田中牧郎教授とともに、一般から寄せられた1,927本の投稿から選定。他の新語とともに「大辞泉」各種アプリなどに正式に収録・掲載されます。
「イートイン脱税」について、一般から投稿された語釈は「食品を持ち帰り税率の8パーセントで会計して、イートインで食べること。本来であればその場で食べる場合は税率10パーセントで会計しなければならない」となっています。。正式な語釈は今後の改定時に「デジタル大辞泉」のデータとして収録される予定。
次点には、吉本興業関連で注目された「闇営業」、スポーツなどの大きな大会のときだけに盛り上がる人などを揶揄する「にわかファン」が選ばれています。
ユーザーからの投稿数ベスト1は「タピる」
一般ユーザーからの投稿数トップは「タピる」がトップ、2位には「令和」がランクインしています。3位からは大きく投稿数が減り「上級国民」「ワンチーム」などが入っています。
順位 | 新語候補 | 投稿本数 |
---|---|---|
第1位 | タピる | 114本 |
第2位 | 令和 | 102本 |
第3位 | 上級国民 | 52本 |
第4位 | ワンチーム | 22本 |
第5位 | 闇営業 | 19本 |
第6位 | タピ活 | 17本 |
第7位 | 草 / 草生える | 16本 |
第8位 | ポイ活 | 14本 |
第9位 | イートイン脱税 | 13本 |
第10位 | にわかファン | 10本 |