JR東日本は11月27日、山手線内で「トレーニング」を行うことができるアプリ「’TRAIN’ing」を試験公開しました。「移動空間を成長空間に変える」がコンセプトだという同アプリ、実際に使ってみましたがプログラムによっては恥ずかしいかも……!!
JR東日本が「移動空間を成長空間に変える」をコンセプトに試験公開した、電車内でトレーニングができるアプリ「’TRAIN’ing」を実際に試してみました。結論からいうと、プログラムによっては周りの目が気になって恥ずかしいかもしれないですが、体験としては面白いサービスになっていました。
「’TRAIN’ing」は「トレイン」と「トレーニング」をかけ合わせた造語。試験公開されたアプリはiOSのみ対応で、トレーニングを行うことができるのはJR山手線車内(新型車両 E235系)のみなので、かなり限定的です。
トレーニングはスマートフォンの画面を見なくても、音声だけで行えるようにガイダンスが流れます。逆にイヤホンをしていないと使えません。対応言語は日本語・英語に対応。
乗車駅と降車駅を設定し、プログラム内容を選択。また自分の状況(座っている、手すりにつかまっている、つり革につかまっている)にあわせて最適なトレーニングが配信されます。
プログラムによっては人の目が気になって恥ずかしいかも
プログラムはJR東日本スポーツが運営するフィットネス・スタジオ「JEXER」が監修。筋トレ、ストレッチ、マインドフルンエスなど、80種のプログラムが用意されています。
実際、朝の通勤時(6時頃)に使ってみました。座りながら踵(かかと)を上げる〜くらいのプログラムであれば周囲からはわかりにくいですが、かばんを持ち上げて〜というような一部のプログラムでは周囲からモロバレ。
そもそも僕はこのタイプのかばんを持ち歩いてないんだけど!みたいな問題もありましたが、「整える」の種目はリラックスに最適。Apple Watchの「深呼吸」みたいなノリです。個人的には「整える」は続けられそう。整えたい。
トレーニングは降車駅に到着すると自動で終了。この手のアプリには必ずある「バッジ」や、トレーニング実績が確認できるグラフ機能もあります。
電車の移動時間がトレーニングの時間になる、というのは体験的にも面白いものでした。トレーニングは習慣化することが一番ハードルが高いと思うので、運動のキッカケとして山手線ユーザーは試してみては?
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- ヘルスケア/フィットネス
- 販売元
- East Japan Railway Company