Appleが11月13日に発売した16インチの新型「MacBook Pro」をポチっとしました。大きく2つのモデルがあり、プロセッサやRAMなどCTOオプションが提供されていますが、どういう構成で購入したのか、メモ程度にご紹介しておきます。
これまで使用していたのは「MacBook Pro (15インチ, 2016)」でしたが、バッテリーが膨張してきたため買い替えを検討中でした。3年も同じMacを使い続けたのは久しぶり。
僕の使用用途としてはブログがメインで、写真の現像、たまに動画の編集をする程度。利用シーンは自宅がメインで、外出時に作業が必要な時のためにラップトップを選択していました。
ですが正直なところ……
- MacBook Proでなくても十分なスペックは確保できそう
- iMacとMacBook Airを購入するプランでも対応できそう
- お金ない
という状況なので、できるだけ安価に、面倒は少ないほうが良い、作業に問題なければスペックはこだわらない、という視点で新型「MacBook Pro」を選択しました。
新型「MacBook Pro」は、消費税増税を受けて価格が全体的に引き下げられていますが、税込価格は"ほぼ変わってない"というのが現状。とはいえ30万円そこそこでかなり良いスペックが手に入ることが判明したので、「iMac + MacBook Air」プランはやめて、MacBook Pro購入で気持ちが定まりました。
「CTOオプションどうする問題」はこう決めました
3年前のモデルからの買い替えなので、基本スペックは全部向上するのは明らか。これまでストレージを除いて、プロセッサやRAMなどは基本的に最上位にカスタムして購入していましたが、そもそも「お金がない」という問題が発生。
「16インチMacBook Pro」は最大スペックにカスタマイズすると651,800円(税込 716,980円)と完全にお手上げ(というかそのスペックいらない)ので、CTOオプションはできる限り少なくしておきたいところ。
僕の利用シーンをもう少し詳しく書いておくと
- MacBook Proはクラムシェルモードが基本
- Mac本体内へのデータ保存は極力しないで、外部ストレージに保存してる
- LG UltraFine 5K Display + Apple Thunderbolt Displayに出力
- たまにiPadでのSidecarやDELLの21.5インチディスプレイも追加
ですので、ストレージ容量は現在使っているMacBook Proが1TBなので現状維持。また外部ディスプレイへの出力が多めの運用をしています。
16インチMacBook Proは6K/5Kなら2つ、5K×1+4K×3といった出力が可能だと説明されているのでかなり頼もしい。
ですがGPUは少しでもパワーがあったほうが良さそうなので「AMD Radeon Pro 5500M(8GB GDDR6メモリ搭載)」にアップグレードしました。外部GPU高いですしね。
ちなみにAppleは「グラフィックスの負荷が高い、サイズの大きなプロジェクトで頻繁に作業をする場合は、8GBのGDDR6メモリを搭載したAMD Radeon Pro 5500Mにアップグレードしましょう」と推奨しています。
RAMについては僕の利用シーンでは滅多に不足していると感じることがないので、標準の16GBそのままに。Final Cut ProやAdobe Premiereなど動画のプロ向けアプリケーションを複数使う予定がある場合は32GB、64GBにアップグレードが推奨されています。
続けてプロセッサ。こちらは8コアにすれば作業スピードがあがるらしい、ということはわかっているのですが、現状(2.6GHz 6コアIntel Core i7)でも不満なし。
ゴリミーが検証した、「MacBook Pro(15インチ, 2019)」の8コアモデルと「MacBook Pro(13インチ, 2018)」の4コアモデルを使った「Photoshop」でのRAW現像スピード比較でも、それほど大きな差は見られていませんでした。
16インチMacBook Proは最小構成でも6コア。これは無理して8コアにアップグレードする必要はなさそうだなと判断しました。
最終的に16インチMacBook ProはこのCTOオプションで購入
ここまでのCTOオプションを選択した16インチMacBook Proは以下の通り。ちなみにベースになるのは下位モデル(2.6GHz 6コア、512GB SSD)。
- プロセッサ - 2.6GHz 6コアIntel Core i7
- RAM - 16GB
- GPU - AMD Radeon Pro 5500M(8GB GDDR6メモリ搭載)
- ストレージ - 1TB SSD
価格は292,800円になりました。
これでポチっと……と思ったのですが、試しに上位モデル(2.3GHz 8コア、1TB SSD)で同じ構成を選択してみました。
- プロセッサ - 2.3GHz 8コアIntel Core i9プロセッサ
- RAM - 16GB
- GPU - AMD Radeon Pro 5500M(8GB GDDR6メモリ搭載)
- ストレージ - 1TB SSD
すると価格は299,800円……!! わずか7,000円で8コアにできるの!?
ということで、僕は上位モデルで購入。7,000円で8コアになるなら、8コアにするわ。
いろいろと悩んだ末、こちらの構成でポチっとしました。 pic.twitter.com/GiXiB3QN7I
— ノムラジュンペイ (@JUNP_N) 2019年11月13日
16インチMacBook Proの購入を検討している人の参考になれば幸いです。新しいキーボード「Magic Keyboard」の打鍵感と、向上したという熱効率に期待。
16インチMacBook Pro - Apple(日本)