2019年「『現代用語の基礎知識』選 ユーキャン 新語・流行語大賞」の候補が11月6日、公式サイトで発表されました。例年のことですが、一部の候補に「聞いたことがない」「流行った?」などの声があがっています。
株式会社ユーキャンは11月6日、2019年の「新語・流行語大賞」のノミネート語30語を発表しました。2019年「新語・流行語大賞」にノミネートされた30語は以下のとおり。
- あな番(あなたの番です)
- 命を守る行動を
- おむすびころりんクレーター
- キャッシュレス/ポイント還元
- #KuToo
- 計画運休
- 軽減税率
- 後悔などあろうはずがありません
- サブスク(サブスクリプション)
- ジャッカル
- 上級国民
- スマイリングシンデレラ/しぶこ
- タピる
- ドラクエウォーク
- 翔んで埼玉
- 肉肉しい
- にわかファン
- パプリカ
- ハンディファン(携帯扇風機)
- ポエム/セクシー発言
- ホワイト国
- MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)
- ◯◯ペイ
- 免許返納
- 闇営業
- 4年に一度じゃない。一生に一度だ。
- 令和
- れいわ新選組/れいわ旋風
- 笑わない男
- ONE TEAM(ワンチーム)
「おむすびころりんクレーター」など一部に違和感を覚える声
「新語・流行語」対象の候補発表を受け、ネット上では「おむすびころりんクレーター」など、一部の候補語に「流行った?」「聞いたことがない」など違和感を覚える声もあがっています。
そもそも「新語・流行語大賞」とはどういった言葉が受賞するのか。公式サイトでは以下のように説明されています。
- 「現代用語の基礎知識選」ユーキャン新語・流行語大賞とは
- この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。
ちなみに「おむすびころりんクレーター」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」に作った人工クレーターの名称。「はやぶさ2」は広く報じられていました。
「はやぶさ2」は約3年半かけて地球から約3億km離れているとされる小惑星「リュウグウ」に到着。小惑星内部の土を採取して帰還することがミッションで、地球や太陽系の成り立ちなどを解明する鍵になると期待されています。
世間で流行した、という言葉ではありませんが、2019年の大きな出来事のひとつであることは疑いようもありませんが……。「新語・流行語大賞」の発表は12月2日。