気象庁の発表によると、10月18日にフィリピンの東海上で台風20号が発生。19日にはトラック諸島海上で台風21号が発生しました。気象庁は、今後の気象情報に留意するよう呼びかけています。
台風20号・21号が発生、気象庁「今後の気象情報に留意」
気象庁の発表によると、10月18日、フィリピンの東海上で台風20号が発生。19日にはトラック諸島海上で台風21号が発生しました。
台風20号は、強い勢力を保ったまま次第に進路を北東に変えながら進む見込み。21日には、勢力を弱めて北東へ進むと予測されています。沖縄地方や奄美地方には、暴風域を伴って接近する恐れがあり、23日には温帯低気圧となる見込み。
気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎氏によると、台風21号は「21号はトラック諸島近海を発達しながら北西に進み、24日には非常に強い勢力となって小笠原近海に達する見込み」と伝えています。
台風19号の被災地への影響は少ないと予想されますが、今後の動向に留意が必要です。
台風20号の動向にご留意下さい.
— 荒木健太郎 (@arakencloud) 2019年10月19日
暴風域を伴う台風は今後北東に進み,22日15時には四国沖で温帯低気圧に名前を変える見込みです.台風北側には前線があり,名前が変わっても南から暖湿気を供給するために雨雲が広がり,22日は水害被災地でも雨の予報です.最新の情報を確認するようにして下さい. pic.twitter.com/Lq05Xp5MY5
台風20号・21号、各国の進路予測は?
台風20号・21号の進路予測を見てみると、台風20号が上陸する予測をしている国は少なく、本州への上陸可能性は低そうです。同じく台風21号の進路予測では、上陸の予測はありません。