Appleが2020年に発表する新型「iPhone」はデザインが大幅に刷新され、「iPhone 4」を思わせる金属フレーム構造が採用される可能性が伝えられています。Appleの情報に詳しいTFI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏が伝えています。
2020年のiPhoneはデザインが大幅刷新される可能性
Appleが2020年に発表する新型「iPhone」は大幅にデザイン刷新が行われ、「iPhone 4」のような金属製のフレーム構造が採用される可能性があるようです。Appleの情報に詳しいTFI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏のレポートで報告されています。
Kuo氏によると「金属フレーム、本体前面と背面に使用されている2 /2.5Dガラスは継続」「金属フレームの表面はiPhone 4と同様のデザインに変更される」とのこと。2D / 2.5Dガラスとは、ガラスのエッジ部分の加工方法のことで、2.5Dはエッジ部分が丸みを帯びているガラス。
「iPhone 4」の強化ガラスの間にアルミニウムフレーを挟み込んだデザインは、多くのスマートフォンでコピーされています。
「iPad Pro」で採用されているデザインに近くなる?
Appleは「iPad Pro」で「iPhone 4」のようなデザインを採用しています。現行モデルで置き換えるのであれば「iPhone 4」のような新型ではなく、「iPad Pro」を小型にしたような新型になる可能性があります。
このデザイン変更の影響で、iPhoneにかかるコストは増大する見通しですが、サプライヤーの収益・利益に貢献する大きなセールスポイントになると予測しています。
Kuo氏は8月にも2020年のiPhoneについてのレポートを公開しており、「新しいフォームファクタ設計」「5Gサポート」「カメラ機能のアップグレード」が行われるとしていました。
またBloombergは「ディスプレイ内蔵型の指紋認証」を2020年に発売されるiPhoneで採用する可能性があると報道。「iPhone SE」後継モデルについても、2020年上半期に発売される可能性があると伝えています。