ソフトバンクは9月6日、従来のような2年縛りや途中解約時の違約金が発生しない新料金プランを発表しました。これまで端末の種類ごとに異なっていた基本料金を統一。データ定額サービスの種類も変更され、以前よりはシンプルなものになっています。
ソフトバンク「契約期間や契約解除料なし」の新プランを発表
ソフトバンクは9月6日、契約期間と契約解除料がない新料金プランを発表しました。9月12日より新規申し込み受け付けを開始し、9月13日より開始されます。
従来のような「2年縛り」や途中解約時の「違約金」がなく、タブレットやスマートホンなど端末の種類によって異なっていた基本料金が統一されます。またデータ定額サービスも選択肢が少なくなり、以前よりは多少シンプルになっています。
基本プランはデバイスの種類に関わらず月額980円。データ定額サービスは「データプラン50GB+」「データプランミニ」「データプラン1GB」「データプラン100MB」「データシェアプラス」の全5種類。
名称 | 月額 | 対象 |
---|---|---|
基本プラン(音声) | 980円 | スマホ、ケータイ |
基本プラン(データ) | 980円 | タブレット、モバイルWi-Fiルーター |
名称 | データ容量 | 月額料金 | 対象 |
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データプラン50GB+ | 50GB | 6,500円 | 全機種 |
データプランミニ | 0~50GB(4段階) | 3,000~7,500円 | 全機種 |
データプラン1GB(スマホ/ケータイ) | 1GB | 1,500円 | スマホ、ケータイ |
データプラン100MB | 100MB | 300円 | ケータイ |
データシェアプラス | 親回線のデータ容量から使用 | 0円 | タブレット、モバイルWi-Fiルーター |
「ウルトラギガモンスター+」は「基本プラン」と「データプラン50GB+」の組み合わせ、「ミニモンスター」は「基本プラン(データ)」と「データプランミニ」の組み合わせ。どちらも今後も継続されます。
既存のソフトバンクユーザーが新料金に変更する場合は「2年縛り」契約の違約金は発生しません。なお新料金プランに変更すると、「月月割」などの一部割引サービスやキャンペーンが適用されなくなります。
10月1日から総務省新ルール適用で各社新料金プランに
10月1日から施行される改正電気通信事業法の影響で、携帯大手3社は新ルールに則った料金プランを検討中でした。新ルールでは、2年縛りの割引上限は月額170円、途中解約時の違約金は上限1,000円、携帯電話本体の割引は上限20,000円までとされています。
KDDI(au)とドコモは9月中に新料金プランを発表するとしています。