Appleが開発中だと伝えられている「アイテムトラッカー」について、新たな情報が伝えられています。iOS 13で統合された「探す」アプリには、アイテムタブが追加され、さらにAR機能を使い、トラッカーの場所を正確に特定する機能も追加される可能性があるということです。
Appleの「アイテムトラッカー」に追加情報
開発者向けに配布されている「iOS 13」内部から発見され、Appleが開発中とされているアイテムトラッカーについて、新たな情報が伝えられています。
このアイテムトラッカーのコード名は「B389」で、9to5Macが6月に報じていたものと同じものです。
MacRumoursがiOS 13の内部を調査したところ「友だちを探す」「iPhoneを探す」が統合された「探す」アプリに、「アイテム」タブが追加される可能性があるとのこと。
Wi-Fiなどで通信することができない持ち物にアイテムトラッカーを付けておくことで、トラッカーから一定距離離れると通知される。家や職場など、通知しないエリアを指定することも可能だといいます。
トラッカー紛失時にはアプリ上から「ロストモード(紛失モード)」に設定することで、トラッカーの近くにいるAppleユーザーのデバイスに通知し、所有者の連絡先情報を表示して連絡することができるのだとか。MacRumourは、「第三者に通知された際に、所有者への通知も同時に行われる仕組みになる」と予測しています。
またAR(拡張現実)を使い、アイテムトラッカーの位置を正確に特定する機能を示唆する文言も見つかっているとのこと。
9月のスペシャルイベントで発表される可能性は?
Appleから「アイテムトラッカー」が発表される時期について、現在確かな情報はありませんが「iOS 13」の正式リリース日が明らかにされる9月11日のスペシャルイベントで発表される可能性も考えられます。
2018年のスペシャルイベントでは「Apple Watch Series 4」「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」が発表されています。今年は新型iPhoneとApple Watchの発表後に「One more thing」でアイテムトラッカー発表なんてことも?