LINEは8月19日、グループ機能を拡張した新機能「OpenChat(オープンチャット)」を公開。トークルームごとにプロフィール変更ができるなど、通常のLINEとは違ったトークが魅力の新機能ですが、一部でガイドラインに違反した不適切は違反行為が横行しているとのこと。
LINE「OpneChat」で出会い系などを心配する声
LINEは8月19日、グループ機能を拡張した新機能「OpneChat(オープンチャット)」を全ユーザーに公開。通常のLINEと違い、トークルームごとにプロフィール変更が可能になっているなどの機能があり、匿名で興味関心やライフスタイルをベースとしたコミュニケーションを楽しむことができます。
自分のLINEアカウントを明かすことなく、第三者と気軽にコミュニケーションが取れるということもあり、「出会い」を目的としたトークグループを開設するユーザーが相次ぎ、ネット上では@「超危険じゃね?」と心配する声があがっていました。
LINEにできた「OPENCHAT」って昨日どうなんだろ🤔
— 日村のそーる (@Soul_of_Himura) 2019年8月19日
年齢問わず出会い系みたいなことできちゃうしそのツールがLINEってあたり超危険じゃね????🤔🤔🤔👁👁 pic.twitter.com/JJAa0agZJF
は?きもすぎる。
— kasumi ❀ (@babys_breath_33) 2019年8月19日
LINEのオープンチャット出会い系かよ。
浮気不倫離婚がますます増える時代になりそう。
お願いだからこれから生きていく未来ある子供たちの綺麗な心に傷を与えないで。大人の都合で傷を植え付けないで。
悲しむ人が増える新機能なんて要らないでしょう。#通報お願いします pic.twitter.com/0VDEUd0Cmp
出会い厨より、自殺募集を規制しろ。#オープンチャット pic.twitter.com/nuhH725s9P
— zero (@zero94110517) 2019年8月19日
LINEは同日、「OpenChat内のすべてのトークルームは、運営側で24時間内容を確認させていただいており、その中で、一部の方が不適切な使われ方をされている状況も確認しております」と説明。
利用規約やガイドラインに違反した場合は「投稿の削除」「強制退会」「OpenChatの利用停止」「LINEアプリ本体の利用停止の措置」を行うとしています。
また"特に多い重度の違反行為"として「みだりなスタンプの連打」「わいせつな表現や画像・動画の投稿」「LINE ID (QRコード含む)の投稿」「交際相手を募集する投稿」をあげています。
OpenChatの処罰対象となる主な行為
- LINE ID(QRコード含む) / 電話番号 / 住所 などの個人情報の掲載
- 1:1の出会いを継続的に勧誘または要求する行為
- 交際相手を求める行為や出会いを目的とする行為
- 一緒に宿泊や居住する相手を探そうとする行為
- 未成年者に対する酒席の勧誘または不法な出会いを求める行為
- その他社会的に容認されないと判断される出会い行為
- 特定の個人に対する誹謗中傷
- ヘイトスピーチやいじめ / ネットワークビジネスへの勧誘
- アフィリエイトや商業サイトへの誘導
- わいせつな内容を含む投稿や表現
- 暴力的な内容を含む投稿や表現
- 著作権や肖像権を侵害する行為
- 宗教その他の団体への宣伝 / 勧誘
- トークルームのトピックと無関係な雑談
- むやみなスタンプの連続投稿
- 他の無関係なルームの招待URLなどを投稿してメンバーを勧誘する行為
- その他のスパムとみなされる行為
- 管理人が定める運営方針に反する行為
「NGワードフィルター」を近日中に導入予定
また不適切な行為、利用規約やガイドライン違反の行為を防止するための機能として、近日中に「NGワードフィルター」を導入する予定とのこと。
「NGワードフィルター」は、LINE側であらかじめ設定したキーワード、トークグループの管理人がトークで送信してほしくないと設定したキーワードを含む投稿が自動的に非表示になるということです。