手持ち花火の先端についているヒラヒラした部分は導火線ではないことを知ったというツイートが話題になっていました。定期的に話題にあがる問題ですが、改めて正しい花火の楽しみ方を調べてみました。
手持ち花火の先端にある紙は「花びら紙」と言い、保護するためのもの
手持ち花火の先端部分に付いているヒラヒラとした紙は、導火線の役割のために付いているわけではない、という事実を知ったとするツイートが話題になっていました。
手持ち花火の先端部分に付いている紙は正式には「花びら紙」と呼ばれるているもので、花火を保護する役割があるのだそう。
うそだろ…。これまでずっとこのヒラヒラに火をつけてたわ。 pic.twitter.com/U8E8nM9dEu
— あんこパン 長男4歳+次男1才 (@Acopanist) 2019年8月5日
花火を販売する昭和5年創業の老舗・株式会社オンダが案内している「花火の正しい使い方」というチラシによると、使用する前には「花びら紙」をちぎり取り、着火は花火の先端にするというのが正しい着火方法とされています。
ネット上でもたびたび話題になる"手持ち花火の先端の紙"ですが、Twitterでは「知らなかった」「私もビラビラに火をつけてた」「どうりで、すぐに消えたわけだ」など初めて知ったというユーザーから反響を呼んでいます。
打ち上げ花火や飛翔花火など、正しい着火方法も
株式会社オンダのチラシ「花火の正しい使い方(PDF)」では、他にも「打ち上げ花火」「噴出花火」「飛翔花火」などの正しい楽しみ方が案内されています。
また株式会社オンダのサイト上では「花火の消費期限」「花火の保管方法」「未使用花火の処分方法」なども紹介されています。