Facebookは、「Instagram」「WhatsApp」の名称を変更し、「Instagram from Facebook」「WhatsApp from Facebook」に変更する計画があると報じられています。両サービスがFacebookが提供するものだと、ユーザーに明示する狙いがあるようです。
「Instagram」「WhatsApp」のブランド名称に「frome Facebook」を付与する計画
Facebookは同社が運営する「Instagram」「WhatsApp」の名称を変更し、「Instagram from Facebook」「WhatsApp frome Facebook」に変更する計画があると伝えられています。The Informationが報じています。
世界でも圧倒的なユーザー数を抱える「Instagram」「WhatsApp」のブランド名称を変更する狙いは、Facebookによるサービスだとユーザーに明示するためだという。Facebbokの広報担当者は「Facebookの一部である製品やサービスについてもっと明確にしたい」とThe Informationに対して語っています。
なおiOS / Androidともに、ホーム画面に表示されるアプリ名称は「Instagram」「WhatsApp」と変更はされないが、アプリ起動時の画面やApp Store / Google Play ストアでは「frome Facebook」が付与されるとのこと。
「Facebook」「Instagram」「WhatsApp」で相互にメッセージの送受信する計画
Facebookは「Insgtagram」「WhatsApp」「Messenger(Facebook)」のユーザーが、アプリを切り替えることなく相互にメッセージを送受信できるように計画していると報じられています。
Instagramは急成長を見せていますが、Facebookはプライバシー関連のスキャンダルが多く評判は良くない。また8月1日には米連邦取引委員会(FTC)がFacebookに対し独占禁止法違反で調査しているとWSJが報じている。
ユーザーの利用記録などを保持しないことを運営方針としている検索エンジン「DuckDuckGo」が行ったアンケート調査(2018年)によると、アメリカでは半数以上のユーザーがInsatagramとWhatsAppがFacebookによるサービスだとは知られていないという結果が出ています。
なお「Instagram」と「WhatsApp」はFacebookが買収したサービスですが、両サービスの共同創設者は2018年に退社しています。