Twitterは7月24日、Twitter上での検索オプションから「クオリティフィルター」を削除したことを発表しました。ユーザーから「必要ない」という声を受けての変更とのことです。
Twitter検索「クオリティフィルター」の提供を終了
Twitterは7月24日、Twitter検索のオプションメニューから「クオリティフィルター」の項目を削除したことを発表しました。
Twitterでの検索から[クオリティフィルター]は難しい、必要ないという声を利用者の皆さんからいただきました。この声を受け、こちらの機能の提供を終了いたします。 https://t.co/kJdVdxEBSz
— Twitter Japan (@TwitterJP) July 23, 2019
ユーザーから「必要ない」という声を受け、昨日のの提供を終了するとのことです。すでにTwitterアプリやPC版Twitterからはクオリティフィルターの項目がなくなっています。
クオリティフィルターは「関連性の低い結果を検索結果から除外する」という機能。重複するツイートやbotによる自動生成ツイート、脅迫や暴言といった投稿を除外することを目的に導入されていました。
なおクオリティフィルターの提供終了となるのは「検索」のみ。「通知」や「トップツイート」でのクオリティフィルターは今後も提供されます。
Twitterは検索機能を引き続き向上させるために、細かな設定をせずにみなさんが強い関心を持つであろうトップツイートをタイムライン表示したり、 すべてのツイート[最新]を表示できるよう取り組んでいます。
— Twitter Japan (@TwitterJP) July 23, 2019
現在、Twitter検索の検索フィルターは「すべてのアカウント」「フォローしているユーザーのみ」「すべての地域」「近くの場所」の4項目を利用することができます。
検索結果での「セーフサーチ」設定は引き続き継続
クオリティフィルターは「脅迫」や「暴言」などの投稿を除外することが目的であったため、提供終了するとそういった投稿が検索結果に出てくることが危惧されますが、「セーフサーチ」設定は引き続き提供されます。
セーフサーチ設定をオンにすると、センシティブな内容が含まれる可能性があるツイートや、ミュート/ブロックしているアカウントの検索結果は除外されます。
ただしセーフサーチの設定はiOSアプリからできません。
SafariなどのブラウザからTwitterにアクセスし、検索結果画面の右側にあるメニューから「サーチ設定」を選択。「センシティブな内容を含むものを表示しない」「ブロックしているアカウントとミュートしているアカウントを除外する」にチェックを入れる必要があります。
またTwitterで閲覧に注意が必要なショッキングな映像が流れてきた際に自動再生されることを防ぎたいという場合は、設定から「動画の自動再生」をオフにすることが有効です。
Twitterで「動画の自動再生」をオフにする方法