Appleの広告や動画などを1970年代にまで遡り、ほぼすべてを収集したというユーザーが、データのアーカイブをGoogleドライブに公開。世界中から注目を集め、「貴重な資料だ」と話題になっています。
広告からみるAppleの歴史、まるで映画のような資料データの数々
Appleがこれまでに公開してきた広告や動画といった販促資料を、ある個人ユーザーがほぼ全てを収集。その膨大なデータをGoogleドライブ(Organized Archive - Google ドライブ)に公開し閲覧できるようにしています。
このアーカイブを公開したのは、グラフィックデザイナーでマーケターのSam Henri Gold氏。同氏は1970年代から10年毎 > 1年毎とキレイにフォルダ分けして管理しており、印刷された広告などもしっかりとデータ化されています。
Sam Henri Gold氏によると、Apple関連の動画を公開していたYouTubeチャンネル「Every Apple Video」の更新が停止したことで、自身でもAppleの資料集めを始めたのだそう。
Appleが初めてのMacintoshを発表した際の、スティーブ・ジョブズのプレゼン映像など、まるで映画のような動画を確認することができます。
Googleドライブ上の動画再生が制限
なおGoogleドライブに公開されたアーカイブデータは、Googleドライブの利用制限により、動画再生ができない状態になっています。データのダウンロードは可能ではありますが、ダウンロードにも膨大な時間が必要になりそうです。
Internet Archive is happy to take a copy of this, if you're up for it.
— Jason Scott (@textfiles) 2019年7月14日
Internet Archiveのジェイソン・スコット氏もTwitterで、「Internet Archiveは喜んでコピーをする用意がある」とリプライを送っているため、今後Internet Archiveで公開される可能性もありそうです。