Googleは7月15日(現地時間)、コンテンツ連動型広告配信サービス「Google AdSense」のモバイル戦略の見直しを発表。現在提供している「Google AdSense」公式アプリを廃止し、全プラットフォームをサポートする共通ウェブアプリケーションに注力すると発表しました。
「Google AdSense」iOS / Android アプリを廃止
Googleは7月15日(現地時間)、Google AdSenseにおけるモバイル戦略を見直すと発表。iOS / Android アプリを廃止し、すべてのプラットフォームをサポートする共通のウェブアプリケーションに注力するとしています。
Googleによると、AdSenseユーザーの70%近くがモバイルデバイスでウェブを体験しているといい、AMP(Accelerated Mobile Pages)、PWA(Progressive Web Apps)など、新しい技術により、モバイルでのウェブ体験がこれまで以上に速く動作するようになったと説明。
Google AdSenseは「ユーザーがアカウントを健全に保ち、コンテンツを作ることに集中できるようにし、問題などが発生した場合に役立つようにする」ことがビジョンとのこと。
これらのことから、現在提供されているiOS / Android アプリを廃止。「すべてのプラットフォームをサポートする共通のウェブアプリケーションに投資することで、モバイル向けに最適化されたAdSense機能を、現在よりもはるかに速く提供できるようになる」としています。
「Google AdSense」公式アプリは今後数ヶ月で廃止、2019年末までにストアから削除
「Google AdSense」アプリは今後数ヶ月で廃止とし、2019年末までにはApp StoreおよびGoogle Play Storeから削除される予定。
Google AdSenseの新しいウェブアプリケーションについては、優れた新しいウェブ技術を活用するといい、詳細については今後発表するとのこと。