Amazonで出品して販売を行っているプロの目線から「ちょっと参考になる商品の選び方」を紹介したツイートが注目を集めています。サクラレビューを使っているような出品者を見分ける方法が紹介されています。
商品タイトルの先頭に「ブランド名」「メーカー名」が入っていない商品は要注意
ライトメーカーのTomo Lightの共同経営者兼開発者で、Amazonでも販売を行っている石武丈嗣さん(@_596_)が、Amazonで販売しているプロの目線から、「ちょっと参考になる商品の選び方」を紹介したツイートが注目を集めています。
石武さんによると、Amazonで商品を選ぶ際に注意すべきはサクラレビューよりも「タイトル先頭にブランド名かメーカー名が入っているもの」がおすすめとのこと。
ブランド名、メーカー名を先頭に入れていないのは大抵「規約違反をしていると自覚無いか、してても恐れていないやつ。」すなわち、サクラレビューもガンガン入れている可能性も高く、おすすめできません。だからサクラレビューかどうか判断するよりも、こっちが先(続く2
— 石武丈嗣(Tomo Light 中途報告中) (@_596_) 2019年7月10日
その理由として、そもそもAmazonの利用規約で、タイトル先頭にブランド名およびメーカー名を入れることは必須事項だと説明。
この規約を違反している出品者は多くの場合「規約違反をしていると自覚がない」もしくは「規約違反をしてても恐れていない」ケースが多く、サクラレビューを多く使っている可能性が高いのだそう。
ブランド名、メーカー名を先頭に入れていないのは大抵「規約違反をしていると自覚無いか、してても恐れていないやつ。」すなわち、サクラレビューもガンガン入れている可能性も高く、おすすめできません。だからサクラレビューかどうか判断するよりも、こっちが先(続く2
— 石武丈嗣(Tomo Light 中途報告中) (@_596_) 2019年7月10日
商品メイン画像に「文字」が入っている商品も要注意
また、商品の「メイン画像は白抜きであること」も利用規約で決まっているといい、文字やイラストが含まれている、特殊加工がされている商品は規約違反なのだとか。
この話って出品者の中じゃ有名な話です。規約を守っているセラーは規約を守っているのでちゃんと売っているところは多いです。あと他にもメイン画像は白抜きであるとかも個人的には必須です。amazonはメイン画像は白抜きじゃないと【規約違反】です。(続く3
— 石武丈嗣(Tomo Light 中途報告中) (@_596_) 2019年7月10日
メイン画像が白抜きではない商品についても、サクラレビューを使っている可能性が高くなるといいます。
こんな感じですね。メイン画像に文字が入っているのは規約違反です。イラストあるのもダメです。他にも細々ありますが、だいたい「タイトル」と「メイン画像」の見方を覚えておけば、サクラレビューが少ない商品にたどり着けますよー。amazon出品者ならではの見方ですが参考程度にどうぞー(´・ω・`) pic.twitter.com/r8FkCDqNQm
— 石武丈嗣(Tomo Light 中途報告中) (@_596_) 2019年7月10日
メイン画像の白抜きは例外はほぼ無いです。あとはダメなのが特殊加工。例えば良く見せるためにライト等を光らせていたり、水に当たっていてあたかも防水性を出しているとか、他にも商品とは関係ない取り付けた後のパーツを映しているとか結構NGは細かいです。純粋な白抜きじゃないとダメです。 pic.twitter.com/2VUsIL1mur
— 石武丈嗣(Tomo Light 中途報告中) (@_596_) 2019年7月10日
こういった規約違反をする出品が相次ぐ理由について、石武さんは「出品者が知らないから」という理由以外に、「他の商品との差別化が簡単だから、規約違反をしてると売れる」と指摘しています。
こちらamazonの規約から抜き取った1文。規約違反は削除対象になるわけですけど、なんでそこまで規約違反しつつ売っているセラーが多いかというと、知らないからという理由と、あと単純に【規約違反してると売れるんですよ】。他の商品との差別化が簡単ですから。そんな理由ですね。 pic.twitter.com/Apbdyv8FXU
— 石武丈嗣(Tomo Light 中途報告中) (@_596_) 2019年7月11日
石武さんの「ちょっと参考になる商品の選び方」を踏まえ、Amazonで「Lightning ケーブル」と検索してみました。上位6つに表示された商品が以下のとおり。
上段左、上段右、下段左の商品は商品名先頭に「メーカー名」が含まれていません。また上段右、下段左の商品はメイン画像に「文字」が含まれています。たしかに見るからに怪しい……。
石武さんの「参考になる商品の選び方」のポイントは2つ。
- 商品名の先頭に「メーカー名」「ブランド名」が入っていない商品は避ける
- メイン画像が「白抜きになっていない」「文字が入っている」「特殊加工がされている」商品は避ける
とても簡単で且つ効果的な見分け方なので、是非使っていきたいですね。