Amazonnは7月9日、「Amazon Fire TV」シリーズでYouTube公式アプリが配信開始されたと発表しました。AmazonとGoogleは動画配信サービスなどで競合関係にあり、Googleは2017年12月、Fire TVシリーズ向けYouTube公式アプリを引き上げていました。
ついに「Fire TV」シリーズ向けYouTube公式アプリが復活!
Amazonは7月9日、「Amazon Fire TV」シリーズ向けYouTube公式アプリを配信開始しました。現在日本で販売されている、Fire TV Stick(第2世代)およびFire TV Stick 4Kではすぐに利用可能。
旧モデルのFire TV(第2世代/第3世代)、Fire TV Stick(第1世代)向けにも、今後数ヶ月以内に提供されます。
新しいYouTube公式アプリは、Fire TVホーム画面の「マイアプリ&ゲーム」から追加可能。Amazon Alexaを通じて、動画の再生や検索を音声で操作することも可能になっています。
また2019年後半にはFire TV向けに「YouTube TV」「YouTube Kids」アプリも配信予定となっています。
プライム・ビデオアプリもGoogle Chromecastに対応
またAmazonがプライム会員向けに提供している動画ストリーミングサービス「Prime Video(プライム・ビデオ)」も、GoogleのChromecastに対応したことが発表されています。
GoogleとAmazonは、動画配信サービスやテレビに接続するデバイスなどで競合関係にあり、これまで各サービスでお互いのサービスや製品を取り扱わないといった対立関係が表面化していました。
Appleが提供予定の新しい「Apple TVアプリ」も各社のストリーミングサービスを利用できるようになるとアナウンスされていますが、今後のストリーミングサービスはデバイスに依存しない形になっていくになっていくようです。