Appleが今秋リリース予定の「iOS 13」では、サブスクリプション契約がアクティブになっているアプリを削除しようとすると、警告画面を表示するように変更されているようです。
iOS 13に「サブスクリプションの解除忘れ」防止機能が追加
Appleが今秋リリース予定の「iOS 13」では、サブスクリプション契約がアクティブ状態のアプリをデバイスから削除しようとすると、警告メッセージが表示されるように変更されています。
6月18日に開発者向けに公開された「iOS 13 beta 2」で「Do you want to keep your subscription for this app?」(このこのアプリケーションのサブスクリプションを維持しますか?)というメッセージが確認できたとのこと。
Never seen this alert before – Apple now tells you if an app you're deleting has a subscription still active. Good move.
— Federico Viticci (@viticci) 2019年6月18日
(Taken on iOS 13 beta 2.) pic.twitter.com/WU57nS8Ziv
また「契約中のアプリは引き続き他のデバイスで使用できます」「前日までにキャンセルされない限り、2020年4月3日に自動的に更新されます」といった案内され、サブスクリプションの管理画面への案内するボタンと、契約を維持するボタンが表示されるようです。
「アプリを削除したら契約も消える」と思っているユーザーや、「うっかりアプリを削除してしまい、サブスクリプションが維持され支払いが発生する」という問題への1つの解決策になりそうです。
現時点では不明ですが、おそらく警告メッセージが表示されるのはアプリ内でサブスクリプション契約をしたサービスのみだと考えられます。
サブスクリプションの利用状況はApple ID管理画面から
現在契約中のサブスクリプションサービスの一覧は、Apple IDの管理画面から確認することができます。設定アプリを開き、「iTunes StoreとApp Store」を選択。
一番上に表示される自分のApple IDをタップすると、Apple IDの管理画面に移動します。管理画面の「登録」をタップすると、現在契約中のサブスクリプションサービスを確認できます。
なお、この画面で表示されるサブスクリプションサービスもアプリ内でサブスクリプション契約をしたサービスのみ。外部サイトでサブスクリプション登録しているサービスは表示されません。