2019年6月17日は年に一度の「ストロベリームーン」ということで、SNSでは「ストロベリームーン」が注目されています。実際には月の色が赤くなったり、ピンクになったりするわけではありませんが、SNSやネットニュースを中心に注目を集めています。
今夜の「ストロベリームーン」が見れる時間は何時?
2019年6月17日は「ストロベリームーン」を見ることができます。
「月の出」時間は東京では18時53分、札幌では19時08分、那覇では19時21分、福岡では19時26分、大坂では19時08分。
月が見える方角は「東南東」。
「ストロベリームーン」は月食や流星群といった、いわゆる「天体ショー」のような現象とは少し違いますが、SNSやネットニュースで「ストロベリームーン」という名前が広まり、Twittertでトレンド入りするなど話題になっています。
「ストロベリームーン」の由来は?月が赤く見えるの?
アメリカの農事歴ではイチゴの実る6月の満月を「ストロベリームーン」と呼んでいることに由来するもので、月がイチゴのように赤やピンクに見えるわけではありません。
国立天文台は「高度が低くて赤みがかって見えるから、ストロベリームーンと呼ぶわけではありません。高緯度地方でなければそこまで低くはなりませんし、どの季節のどの月も地平線近くでは赤みがかかって見えます」と説明しているので、赤い月が見たいのであれば、月が出たばかりの時間が狙い目です。
また「ストロベリームーン」はその呼称から、「恋を叶えてくれる月」など恋愛と結びつけて語られることがありますが、誰がいつ言い出したのかは不明。池袋のサンシャイン60展望台 では「ストロベリームーン」観測会も開かれます。