MacBook Proを使用中、突然に爆発し炎上するといった事故が報告されてます。原因は現在Appleが調査中ということですが、リチウムイオンバッテリーが原因ではないかと見られています。
MacBook Proを使ってたら爆発して炎上する事故
MacBook Proを普通に使っていたら、爆発し炎上するという事故が発生したと報告されています。報告したユーザーによると、電源につないだ状態で、膝の上に載せていたら側面から煙を吐き始めたとのこと。
あわてて床に置くと、煙はますます増えMacBook Proから出火。有毒ガスのような匂いが部屋に充満し、火災報知器が鳴ったそうですが、幸いにもケガ人は出ず、家も床が傷んだ程度で、大きな被害は出なかったそうです。
My MacBook Pro exploded today during normal use. No injuries, luckily. Some damage to the house. Could have been worse - good thing I wasn’t on a plane.
— White Panda (@whitepanda) 2019年5月29日
Very curious to see how @Apple responds.@MacRumors @TechCrunch @9to5mac pic.twitter.com/pjmpv5Mx9b
事故を報告したユーザーは「もし私が飛行機に乗っていたら、状況はもっと悪くなっていただろう」とコメントしていますが、家の中での出火であっても大事故に繋がる可能性も十分に考えられます。
なお、事故当時に使用していた電源アダプタはApple純正のものだったそうです。
Apple以外で修理したこともないMacBook Pro、原因はリチウムイオンバッテリー?
MacRumoursによると、事故にあったユーザーのMacBook Proは15インチの2015年モデル。これまでディスプレイとトラックパッドの修理は行っていますが、どちらもAppleで修理しており、Apple以外の業者で修理は行われていなかったとのこと。
爆発したMacBook Proは、温度が下がってから1時間様子を見た後、Apple Storeに持ち込んだそうですが、Apple Storeでは原因の特定は出来なかったようで、さらに上層部にエスカレーションして調査が行われているとのこと。
爆発の原因はおそらく「リチウムイオンバッテリー」だと考えられますが、バッテリーそのもの個別の問題だったのかは明らかになっていません。