人気映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場するジェダイやシスが用いる武器「ライトセーバー」ってアメリカから持ち帰ることができるの?という疑問を持ったユーザーが、アメリカ合衆国運輸保安庁公式サイトを調べたところ、国の公的機関にも関わらず"凄い回答"だったとTwitterで反響を呼んでいました。
ライトセーバーは持ち帰れる?アメリカ運輸保安庁「手荷物も預け入れ荷物もOK。ですが……」
日本だったら叩かれそうですが、アメリカという国の文化なら許される。そんな事例の1つに、国の公的機関公式サイトのユニークさがあります。
「米国からライトセーバーをお土産でもって帰れるのか気になった」というTwitterユーザーが、アメリカ合衆国運輸保安庁(Transportation Security Administration / TSA)公式サイトで調べたところ、驚きの回答が掲載されていたと投稿し、話題になっていました。
TSAで「Lightsaber」を検索してみると、「Carry On Bags: Yes」(手荷物OK)、「Checked Bags: Yes」(預け入れ荷物OK)との記載。公的機関が真面目に答えているだけでも面白いですが、続けて「残念ながら、本物のライトセーバーを作る技術は今のところ存在しません」との回答。
そして「ただし、おもちゃのライトセイバーは、機内持ち込みのバッグや預け入れ荷物に入れることができます」と説明。最後には「May the force be with you.」(フォースと共にあらんことを)とまで書かれています。
ふと、米国からライトセーバーをお土産で持って帰れるのか気になり、運輸保安庁のHPで確認したら…
— すろた (@surota_cowboy) 2019年5月14日
「残念ですが、現代の技術では本物は作れない。しかし、オモチャのライトセーバーならば持込や預入荷物に詰めれます。フォースと共に有らんことを。」
公式機関の回答がこれ(。^ω^)
凄いぜ、アメリカ。 pic.twitter.com/g6xsMZvl3J
さすがアメリカ!と思わず唸ってしまうユニークな回答。これは日本の公的機関ではなかなか真似できないのでは……。日本だと「ふざけるな」って叩く人がでてきそう。
過去には「デス・スター建設の請願」に対し、ホワイトハウスが公式回答
アメリカの公的機関公式サイトがユニークな回答をする例は過去にもあり、2013年には「2016年までにデス・スターを建設を求める請願書」に3万人以上の署名が集まり、ホワイトハウスが正式に回答をしていました。
署名は「デス・スターを建設することで、建設、工学、宇宙探査などの分野で雇用創出を促進し、さらには国防を強化する」といった内容。ホワイトハウスは当時の行政管理予算局の科学・宇宙分野担当、ポール・ショークロス氏から「デス・スターは作らない」と公式回答しました。
理由としては、85京ドル(当時のレートで約7480京円)以上かかることや、政府が惑星破壊を支持していないこと、1人の人間が悪用できるとい致命的な血管があるデス・スターに税金をつぎ込む理由がない、と説明していました。