Gmailに届いたオンラインでのショッピングや定期購入、予約などの履歴がリスト化されているGoogleの機能「Google Purchases(お支払いと定期購入)」が海外で物議を醸しています。多くのユーザーに知られていない機能ですが、ユーザーのアカウント状況によっては何年も前の買物も確認することができます。
Googleアカウント全体から「購入、定期購入、予約」の情報を収集してリスト化していた
Googleの機能「Google Purchases(お支払いと定期購入)」が海外で物議を醸しています。この機能はGmailなどを含む、Ggoogleアカウント全体からユーザーの「購入」「定期購入」「予約」の情報を収集し、一覧リストを作成してくれる機能。
長くGoogleを利用しているユーザーであれば何年も前の購入履歴なども表示されます。僕の場合、2013年の買物の履歴や、旅行や飲食店の予約情報などを確認することができました。
Googleアカウント内の「お支払いと定期購入」にアクセスすることで、Googleがリスト化している情報は確認できます。
リストから履歴を削除したい場合、「削除」ボタンをクリックするだけではリストから消えず、当該メールを削除しないとリストから削除できないという点も指摘もされています。
Google「Gmailの情報は、広告を配信するためには使用していない」
この問題について伝えたCNBCによると、Googleの広報担当者は「購入、予約、定期購入を1箇所で簡単に把握するために、ユーザーだけが閲覧できるプライベートなリスト」と説明。
また「GoogleはGmailメッセージの情報は、広告配信のためには一切使用していない」と説明しています。
Gmailの内容は個人情報の塊。Googleが広告配信に使用していないと説明したとしても、Googleがメッセージ内容から自動で分類しているというのも気持ちが悪いと考えるユーザーもいるようです。