DJIは5月15日、新型アクションカメラ「DJI Osmo Action」を発表。アクションカメラとしては「GoPro HERO 7 Black」の強力なライバルにる製品で、前面にディスプレイを備えていることが大きな特徴。それぞれのスペックや動画の違いなどを比較していきます。
「Osmo Action」は「GoPro HERO7 Black」を超えられたのか?
DJIが5月15日、新型アクションカメラ「DJI Osmo Action」を発表しました。前面に1.4インチのディスプレイを搭載していることが大きな特徴。
主要なスペックとしては、本体のみで完全防水(水深11m)で、強力な電子手ぶれ補正「RockSteady」を搭載。レンズはF2.8。センサーは1200万画素。
アクションカメラとしては「GoPro HERO7 Black」とのガチ競合になりますが、GoProが採用しているスクリューマウントにも対応し互換性が確保されています。
価格も44,820円とGoPro HERO7 Blackよりも安く、ディスプレイサイズも大きく、さらに前面ディスプレイも搭載。撮影できる画角も魚眼モードのGoProに迫る145度。バッテリー性能もわずかですがOsmo Actionのほうが有利。本体側面に用意された「QSボタン」で各モードを切り替えることもできます。
音声操作が日本語に対応していない点やTimeWarpビデオやSuperPhotoなどGoPro HERO7 Blackが有利な部分はありますが、スペックを比較してみました。
「Osmo Action」「GoPro HERO7 Black」スペック比較表
※スマホで表示している場合、表はスクロールできます。
【比較】 | DJI Osmo Action | GoPro HERO7 BLACK |
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価格 | 44,820円 | 53,460円 |
ディスプレイ | 前面 1.4インチ 背面 2.25インチ ※背面はタッチスクリーン | 背面 2インチ ※タッチスクリーン |
防水 | 水深 11m | 水深 10m |
手ぶれ補正 | 電子手ブレ補正 RockSteady | 電子手ブレ補正HyperSmooth |
センサー | 1/2.3インチ 1200万画素 | 1/2.3インチ(非公式情報) 1200万画素 |
カメラ | 画角 145度 F 2.8 JPEG / DNG | 画角 98.7度 ※魚眼モード 149.2度 F値 F2.8(非公式情報) JPEG / GPR |
動画 | 4K/60fps(100Mbps) MOV、MP4 AVC/H.264 | 4K / 60fps MP4(H.264/AVC)、MP4(H.265/HEVC) |
スローモーション | 8倍(1080p/240fps) | 8倍 |
HDR撮影 | (動画)最大 4K/30fps | (写真)SuperPhoto |
タイムラプス | ○ | ○ ※ TimeWarpビデオ |
長時間露光 | 最大120秒 | 最大30秒 |
マイク | 2つ | 3つ |
バッテリー | 1,300mAh ※ 最大 135分(1080p30fps、RockSteadyオフ) ※ 4K/60fpsで最大63分 | 1220mAh ※ 4K/60fpsで最大50分 |
充電時間 | 90分 | USB 約4時間 専用充電器 約2時間 |
本体サイズ | 65 × 42 ×35 mm | 62.3 × 44.9 × 33 mm |
重量 | 124g | 116g |
通信 | WiFi / Bluetooth | WiFi / Bluetooth / GPS |
アプリ | DJI Mimo | GoPro App |
ストレージ | microSDカード 最大256GB | microSDカード 最大256GB | 音声操作 | 英語・中国語 | 日本語を含む10カ国語 |
その他 | QSボタン | MicroHDMI搭載 |