Twitter、「ワクチン」に関連する検索で厚生労働省ウェブサイトを案内

Twitter、「ワクチン」に関連する検索で厚生労働省ウェブサイトを案内

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Twitter上で「ワクチン」に関連する検索を行ったユーザーに対し、厚生労働省ウェブサイトおよび厚生労働省の公式Twitterアカウントが案内されるように変更されています。5月4日頃からTwitter上でユーザーから報告が相次いでいました。

Twitterで「ワクチン」を検索すると厚生労働省を案内するように

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Twitterで「ワクチン」を検索した結果

Twitterで「ワクチン」に関連した検索を行うと、検索結果の上部に厚生労働省のウェブサイトおよび厚生労働省の公式Twitterアカウントへの誘導が行われるように変更されています。

検索結果から厚生労働省へ誘導する施策は、5月4日頃から行われていたようで、複数のユーザーから報告があがっていました。厚生労働省が案内されるケースは「ワクチン」だけでなく「反ワクチン」「ワクチン 危険」など、"ワクチン"が含まれている検索が対象になっています。

アメリカでのはしか大流行を受け、「反ワクチン」を主張する医療デマへの対策は多くのウェブサービスで始まっており、FacebookやInstagram、YouTube、Amazonなど多くのサービスが検索からの削除やハッシュタグの削除などを実施。今回のTwitterの施策も同じ流れによるものだと考えられます。

「自殺」に関係した検索では「東京自殺防止センター」などへ案内

一方でTwitter Japanは2018年1月、「自殺」に関係した検索を行ったユーザーに対して「東京自殺防止センター」などパートナー団体のウェブサイトや公式Twitterアカウントを案内する施策を開始しています。

この施策は、2017年10月に座間市で発生した事件を受けたもので、事件はSNS上で自殺志願をしている女性を誘い出し殺害したと報じられていました。

なお、「ワクチン」検索で厚生労働省へ誘導する施策は、5日時点ではTwitter公式アプリおよびTwitterモバイル(スマホからのアクセス)のみでしたが、6日時点でPCブラウザからの検索でも厚生労働省への案内が表示されるようになっています。