すっかり見落としていましたが、東京ディズニーリゾートでは2019年夏からデジタルファストパスの導入が検討されています。また、ゲストの利便性を向上させるための取り組みとして、5月にパークの一部でWiFiの導入を検討しているということです。
スマホアプリからファストパスを発券できる「デジタルファストパス」は今夏導入
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、2019年夏にポータルアプリ上で発見することができる「デジタルファストパス」の導入を検討していると発表しています。
1月30日に行われた「2019年3月期第3四半期決算 電話説明会 質疑応答(PDF)」で明らかにしています。
「2019年度も新規アトラクションや新規スペシャルイベントが導入されるが、混雑感に対する取り組みで検討しているものはあるか」という質問に、オリエンタルランドは「今年の夏にはポータルアプリ上で利用ができるデジタルファストパスの導入を検討している」と回答しています。
デジタルファストパスの導入については昨年8月、オリエンタルランドの上西京一郎社長が毎日新聞のインタビューで明かしていました。なお上海ディズニーリゾートなど一部では既に導入されています。
上海ディズニーリゾートでは「ディズニー・プレミア・アクセス」という有料のファストパスも導入されていますが、東京ディズニーリゾートではまだ導入されていません。日本ではユニバーサル・スタジオ・ジャパンが有料ファストパス「ユニバーサル・エクスプレス・パス」を導入しています。
5月にパークの一部でフリーWiFiを利用できる環境を整備予定
またオリエンタルランドは「ゲストの利便性を向上させる取り組みとしては、5月にパークの一部でWi-Fiが使用できる環境を整備する予定である」とも回答しているため、フリーWiFiが利用できるエリアが誕生する見込み。
具体的な内容については明らかになっていませんが、WiFi接続可能エリアに人が殺到して繋がりにくい……なんていうことも想像できますね。実用性の高いWiFiが導入されますように。