3歳の子どもがiPadのパスコードを何度も誤入力してしまった結果、iPadがロックされてしまったというツイートが注目を集めていました。注目された理由はロックされる時間。画面には「25,536,442分後にやり直してください」と表示されていたそうです。
3歳児がパスコードを連続して誤入力、iPad「25,536,442分後にやり直してください」
3歳の子どもがiPadのパスコードを何度も間違えて入力してしまった結果、iPadがロックされ「25,536,442分後にやり直してください」と表示されたというツイートが注目を集めていました。
ツイートをしたのはザ・ニューヨーカーのライターでブルッキングス研究所でフェローを務めるエバン・オスノス氏。オスノス氏は「ウソみたいな見えるが」と前置きし、ロック画面の写真を投稿しています。
Uh, this looks fake but, alas, it’s our iPad today after 3-year-old tried (repeatedly) to unlock. Ideas? pic.twitter.com/5i7ZBxx9rW
— Evan Osnos (@eosnos) 2019年4月6日
25,536,442分をわかりやすく変換すると、約425,607時間 = 約17,734日 = 約48.5年。約半世紀前もの時間が経たなければiPadを利用することができないという状態。
iOSのセキュリティの仕様上、パスコードを間違えて入力すればするほどロックアウトされる時間が長くなってしまうため、ここまでの状態になったらもうお手上げ。
最終手段「初期化して復元」することで元通りに
さすがに約48年も待っているのは現実的ではないので、オスノス氏はロックされたiPadをDFUモード(リカバリーモード)にして、バックアップデータからの復元に挑戦。
Update on toddler-iPad-lock-out: Got it into DFU mode (don’t hold down the sleep/power button too long or you end up in recovery). Now restoring. Thanks to those who shared advice!
— Evan Osnos (@eosnos) 2019年4月9日
その後のツイートはありませんが、無事に復元できていることを願うばかりです。
同様に子どもがパスコードの誤入力を繰り返し長期間ロックアウトされる事例は3月に中国でも発生。上海に住む女性がiPhoneが47年間ロックされたと報じられていました。