映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の特報映像が映画館で盗撮されネット上に公開されていた件について、株式会社カラーは3月6日、動画を公開した容疑者が2月付けで書類送検されたことを報告しています。
「シン・エヴァ」特報映像が盗撮されYouTubeやTwitterなどにアップされていた問題
2018年7月20日、映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の特報映像が映画館で解禁され、直後かYouTubeやTwitter、Facebookなどにアップロードされてることが確認されていた問題について、株式会社カラーは3月6日、容疑者が書類送検されたことを報告しています。
特報映像がインターネット上にアップロードされていた問題については、2018年7月26日、著作権侵害にあたると公式サイトでコメントを公開。
「映画盗撮防止法および著作権法に反して著作権侵害がされた場合には、最大懲役10年もしくは罰金1000万円、またはその双方が課せられる可能性がありますので、こういった行為に対しては厳しく対処していく所存です」「今回の盗撮被害については、本作品において共同配給業務を行う、東宝・東映・カラーの3社で協議し対応を進めております」としていました。
なお同日には特報映像をKING RECORDSのYouTube公式チャンネルで公開。ネット上では公式からの特報映像公開に「ついにこの時が来た!」など歓喜する声が多数あがっていました。
匿名での投稿であってもアップロード元は特定可能
株式会社カラーは「警察署の捜査により、2月付けで著作権法違反の容疑で、検察庁に書類送検されました」と報告し、「映画館で映画を撮影して複製することは、映画の盗撮の防止に関する法律および著作権法により禁じられています」と説明。
また「匿名での投稿であってもアップロード元は特定可能であり、処罰の対象となります」と注意を呼びかけています。