フッシング対策協議会は2月19日、三井住友カードをかたるフィッシングについて注意を呼びかけています。報告されているフィッシングメールでは「お客様の三井住友カード会員登録のパスワードをリセットいたしました」という内容とのこと。
「【重要】三井住友カード緊急のご連絡」の件名でフィッシングメール
フィッシング対策協議会は2月19日、三井水戸もカードをかたるフィッシングが出回っていると注意を呼びかけています。
フィッシングメールの件名は「【重要】三井住友カード緊急のご連絡 」だといい、本文には「お客様の三井住友カード会員登録が第三者によって不正にログインされた可能性がございましたため、セキュリティ保護の観点から緊急の措置としてお客様の三井住友カード会員登録のパスワードをリセットいたしました」という内容。
続けて「ご利用の端末がコンピューターウィルスに感染している可能性もごあいます。パスワード再設定の前に、OSソフトウェアが最新の状態であるかを確認し、最新パターンファイルを更新したアンチウィルスソフトでウィルスチェックを実施していただくようにお願いいたします」と記載されているといいます。
フィッシングメールでは「ユーザーIDの確認パスワードの設定ページ」とするURLへ誘導、三井住友カードの公式サイトに酷似したサイトで、カード番号や有効期限、セキュリティコード、電話番号、暗証番号、口座番号の入力を求めてきます。
三井住友カードもユーザーへ注意喚起を行っており、上記のようなメールを受信した場合は、(1)メールは開封せずにすぐに削除、(2)メールを開封してしまってもメール内のリンクURLをクリックしたり、情報を入力はしないように、と呼びかけています。
三井住友カードでは、不正利用検知システムを導入し、24時間365日カードの不正利用のモニタリングを行っており、不正利用の可能性のある実態を事前・早期に発見できる体制を整えているとしています。