お正月の風物詩「お年玉」ですが、Tiwtterではある家庭で30年の伝統がある「お年玉つかみ取り大会」が話題になっています。年代によってお年玉として程よい金額になるように、貨幣の割合も調整されているという職人っぷりが凄い。
お年玉はおばあちゃん主催の「現金つかみ取り大会」、子どもも大喜びで楽しそう
お正月といえば「お年玉」ですが、あるご家庭ではおばあちゃん主催の「お年玉つかみ取り大会」が恒例になっていると、その様子がTwitterに投稿され、ユーザーから「素敵」「超いい」と話題になっています。
投稿したジロウさん(@jiro6663)によると、「瓶に詰めた小銭を自分で掴み出せた額で決まる」というお年玉で、瓶に手を入れる前に10秒間、瓶の中身を確認する時間があるなど、ルールが用意されているそう。
恒例のばあば主催お年玉つかみ取り大会。ばあばからのお年玉は瓶に詰めた小銭を自分でつかみ出せた額で決まる。 pic.twitter.com/5iSShzddzD
— ジロウ (@jiro6663) 2019年1月2日
瓶に手を入れる前に10秒間、瓶の中身を観察する時間が与えられる(つかみ取りの時間は瓶を見てはいけない)。1円玉を100枚取っても100円玉一枚と同じ。つまり勝負は量ではなく高額貨幣で決まる。事前にその位置を確認しておくことが肝要。この時間にもてる集中力の全てを注ぎ込んで瓶の中を観察する。 pic.twitter.com/k5AAbEf66e
— ジロウ (@jiro6663) 2019年1月2日
瓶に手を入れるときは、瓶に背を向けた状態で手を入れ、小銭を掴み出す決まり。慣れないと手を引き抜く際に、大部分を取りこぼしてしまうといい、瓶の外にこぼれてしまった貨幣はノーカウント。
取り出した貨幣を数える時間が最高潮の盛り上がりとなり、子ども達は金額に絶叫したり、泣き出したりしてしまうのだそう。
向こうを向いて瓶に手を入れて小銭をつかみ出す。慣れないうちは瓶の口から手を引き抜く際に大部分を取りこぼしてしまう。ポイントは握り込んだ小銭をこぼさずに取り出せるかどうか。これはほとんど瓶の外に小銭がこぼれ落ちていない(こぼれ落ちたものはカウントされない)ので、だいぶ上手くいっている pic.twitter.com/0l4LIFQLI8
— ジロウ (@jiro6663) 2019年1月2日
取り出したお金をみんなでカウントするときが最高潮の盛り上がり。額の多寡で絶叫する子供達。そして泣き出す子も。 pic.twitter.com/8DfhjVwzn0
— ジロウ (@jiro6663) 2019年1月2日
子どもたちも成長で戦略的になってくるといい、高校生にもなると1万円を超える子も。小銭で1万円を握れるのは凄い気がする……!!
だいたい小学生で3千円くらいから。中高生くらいになると頭も使って戦略的になり始めるので1万円近くに達する場合も。
— ジロウ (@jiro6663) 2019年1月2日
いま、筋トレ部に所属しているという中学生の甥が本気を出しすぎてプラスチックの瓶の蓋を破壊してしまったので、一時中断。
— ジロウ (@jiro6663) 2019年1月2日
今回の記録はセンター試験を2週間後に控えた高3の甥っ子、1万3326円。4つ下の弟に対して倍近い差をつけての堂々の新記録。勝因は集中力、観察力、大きくて肉薄な手。と解説席の分析。
— ジロウ (@jiro6663) 2019年1月2日
子供達の本トーナメントが終わったので、このあとはエキシビション。歴代の名選手たちによるOB戦。
— ジロウ (@jiro6663) 2019年1月2日
エキシビションでは実際にお年玉をもらえるわけではないので純粋に誇りだけをかけた闘いとなる。瓶の中身確認タイム、あさましく高額貨幣の位置を確認するジロウ選手(音声)。しかし、記録は5432円。小学四年生の姪っ子とほぼ同額であった。 pic.twitter.com/vMJSQmBDTm
— ジロウ (@jiro6663) 2019年1月2日
30年以上も続いている恒例行事「お年玉として程よい額になるように貨幣の割合などは調整しています」
Twitterでは「超いい」「こんなお年玉もありかも」「めっちゃやりたい」と大反響。なかには「私もやったことあった」「これ、うちでもやってた」と意外にもお年玉つかみ取り大会の経験者も。
「硬貨の割合とか考えているのでしょうか…割合が知りたいです!」という質問も寄せられ、ジロウさんは「僕らが子供の頃から30年以上やっているのですが、ちょうどお年玉としてほどよい額になるように貨幣の割合などは母が調整していますね。長年の経験知ですね」と回答。
僕らが子供の頃から30年以上やってるのですが、ちょうどお年玉としてほどよい額になるように貨幣の割合などは母が調節していますね。長年の経験知ですね。
— ジロウ (@jiro6663) 2019年1月2日
別のユーザーからも「具体的な割合気になる…!結果見てもいい感じの金額になってるっぽいし」と、貨幣の割合を知りたいという声があがっていました。