空気の入ったビニールや、プチプチのシートなどが一般的な荷物の保護に用いる緩衝材ですが、荷物に「緩衝材専用のポップコーン」が入っていたという投稿がTwitterで話題になっていました。緩衝材にポップコーンを使うというアイデアは、過去にはLUSHが取り入れていました。
2016年に緩衝材代わりにポップコーン入れたところ、Twitterでバズって商品化
段ボールなどに梱包した荷物を衝撃から守るために用いる緩衝材に、面白いアイデア商品があるとTwitterで話題になっていました。投稿したのは寿太郎さん(@mhusgd4ksm)。
「会社に送られてきた荷物の中に入っていた。ナイス!」とのコメントを添えて投稿された1枚の写真は、「食べられる緩衝材」と書かれたポップコーン。
会社に送られてきた荷物の中に入っていた。
— 寿太郎 (@mhusgd4ksm) 2018年12月20日
ナイス! pic.twitter.com/oyUSaN84Iu
ネット上では「この発想はありそうでなかった!」「新しい販路!斬新!」「これ考えた人は天才か」など、アイデアを称賛する声があがっています。
この「食べられる緩衝材」を販売しているのは高知県のあぜち食品。2016年に石チョコを出荷した際に緩衝材代わりのポップコーンを入れて発送したところ、Twitterで話題になったといい、2018年10月に製品化されたのだそう。公式サイトでは「裏は無地になっているので、オリジナルステッカーを貼れば販促品にもなります!」と宣伝されています。
緩衝材にポップコーンのアイデア、LUSHでは2007年頃から実施
荷物の緩衝材にポップコーンを使うというアイデアは、イギリスのハンドメイドコスメ「LUSH」が2007年頃からイギリスの店舗で実施していたといい、2008年頃からは日本でも導入されていました。
【参考】英国コスメ「ラッシュ」天神店、ギフト商品の緩衝材にポップコーン導入 - 天神経済新聞なおLUSHの緩衝材は、2016年にトウモロコシ由来のコーンスターチを主成とした100%リサイクルプラスチックを混合した緩衝材に変更。2018年9月には、コーンスターチ100%のプラスチックフリーな緩衝材に切り替えられています。