iPhoneの標準機能である「マークアップ」を使って画像を塗りつぶすと、画像の明るさやコントラストを調整すると塗りつぶした文字が透けて見えるというツイートが話題になっていました。
iPhoneのマークアップ機能、マーカーでの塗りつぶしは編集すると透ける
iOS 11から標準機能として追加された「マークアップ」機能ですが、特定の塗りつぶし方法の場合、画像の明るさなどを調整すると、塗りつぶした部分が透けて見えると、Twitterで話題になっています。
ツイートを投稿したのはブログ「Time Story」を運営するAppleのマメさん(@jetdaizu)で、「iPhoneの標準機能『マークアップ』で塗りつぶした文字は、明るさとコントラストを変えると透けて見えてしまいます」と呼びかけています。
これ本当に注意です😱
— Appleのマメ (@jetdaizu) 2018年12月18日
iPhoneの標準機能「マークアップ」で塗りつぶした文字は、明るさとコントラストを変えると透けて見えてしまいます pic.twitter.com/e0TGZsiGq1
Appleのマメさんの指摘は2018年3月にも9to5Macが注意を呼びかけていたもので、マークアップ機能の「マーカー」で塗りつぶした場合、マーカーは仕様上"透明"なので、画像編集アプリなどを利用して明るさなどを変更すると、透けて見えてしまうというもの。
本来的にマークアップ機能のマーカーは隠したい情報を塗りつぶすための機能ではないため、隠したい情報があるのであれば別の手段を使う必要があります。
マークアップ機能の「ペン」「図形」で塗りつぶせば透けない
マークアップ機能を使って隠したい情報を塗りつぶしたい場合、「ペン」「図形」で塗りつぶしを行えば、明るさを調整しても透けることはありません。
以前にはTwitterの「スタンプ(ステッカー)」機能で加工した写真は、ステッカーを外すことができるというデマ情報が話題になったことも。ネットで拡散されている情報は1度疑ってみたほうがいいですよ。