日本全国のブラック企業をマッピングした「ブラック企業マップ」がネットで話題になっていました。12月9日頃から話題となりアクセスが殺到。現在もアクセスがしにくい状態が続いています。
北海道から沖縄まで日本はブラック企業列島という声も、これでも氷山の一角か
12月9日頃からネットで話題になっている「ブラック企業マップ」。日本地図にブラック企業の所在地をマッピングしたもので、地図上にはびっしりとブラック企業が表示されています。
ブラック企業とは長時間労働やセクハラ、パワハラ、賃金の未払い、過労死など、様々な事案がありますが、ブラック企業マップでは「厚生労働省 労働基準関係法令違反に係る公表事案」をブラック企業と定義しマップが作成されています。
マップから企業をクリックすれば、具体的な公表日・違反法条・事案概要を確認することができます。厚労省の公表事案の情報のみなので、詳細な情報が確認できないのは残念ではあります。
サイト内では「企業一覧」「都道府県別」「違反法条別」でも閲覧が可能です。
ネット上では「ブラック列島やないか…… 」「労基入った所だけなので氷山の一角」などの声が寄せられるなど、アクセスが殺到。現在もサーバー負荷が高い状態が続いているのか、閲覧できたりできなかったりの状態が続いています。
アクセスできない状況ではありますが、逆に「『過剰な不可には対応しない』というホワイト精神にあふれてて好感が持てる」といった斜め上の反応も寄せられていました。
ブラック企業マップより「ホワイト企業マップ」を求める声も
また「ホワイト企業マップはないんか…」「逆にホワイト企業マップ作ってください」「ホワイト企業マップにした方がスカスカで見やすい」などの反応も多く寄せられていますが、ホワイト企業と認定することが難しいと指摘する声も見られています。
12月5日には「ブラック企業大賞2018」のノミネート企業も発表されており、今年は財務省やジャパンビバレッジなど9社が選出されています。大賞の発表は12月23日。