ブラック企業大賞実行委員会は12月5日、「ブラック企業大賞2018」のノミネート企業9社を発表しました。今回で開催は第7回目。大賞は12月23日に発表されます。
第7回「ブラック企業大賞」ノミネート企業は9社、財務省やジャパンビバレッジなど
ブラック企業大賞実行委員会は12月5日、「ブラック企業大賞2018」のノミネート企業を発表しました。今回で開催は7回目。
ノミネートされたのは、ジャパンビジネスラボ、財務省、三菱電機、日立製作所・日立プラントサービス、ジャパンビバレッジ東京、野村不動産、スルガ銀行、ゴンチャロフ製菓、モンテローザの9社。
大賞は12月23日に発表される予定。ブラック企業大賞公式サイトでは一般ユーザーからのウェブ投票も開始されています。
「ブラック企業大賞」ノミネート企業は9社のノミネート理由概要
ジャパンビジネスラボは、育児を理由に契約社員にされその後雇い止めされた「マタハラ雇い止め問題」。財務省は福田淳一事務次官のセクハラ疑惑。三菱電機は、2014〜17年に社員5人が精神障害などを発症し労災認定され、うち2人が自殺していた問題。
日立製作所・日立プラントは、2013年に日立製作所に新卒入社した社員が出向先の日立プラントで、付き100時間以上の残業や、上司から椅子を蹴られたり、暴言を繰り返し受けたりしたとことで精神疾患を発症したと労災認定された問題。
ジャパンビバレッジ東京は、クイズに正解することを有給取得条件にしていた問題。野村不動産は、裁量労働制の男性社員が過労自殺していた問題。スルガ銀行は、 不正融資報問題による第三者委員会からの報告書で「数字ができないなら、ビルから飛び降りろ」「毎日怒鳴らり散らされる」「数字ができなかった場合に、ものを投げつけられ、パソコンにパンチされ、お前の家族皆殺しにしてやる」などといったパワハラが明らかになた問題。
ゴンチャロフ製菓は、自殺した男性が長時間労働とパワハラが原因で労災認定された問題。モンテローザは、男性店長が開店準備中に倒れ、致死性不整脈で死亡した問題。男性のいとこがネットに公開した告発マンガも話題になりました。