Googleが画像圧縮サービス「Squoosh」を公開しています。画像圧縮でデータ容量を軽くしてくれるサービスで、Googleが開発している静止画フォーマット「WebP」への変換にも対応しています。
Googleが画像圧縮サービス「Squoosh」を公開、WebPへ変換も可能
Googleが画像圧縮Webサービス「Squoosh」を公開。画像をアップロードすると、元データと比較しながら画像の圧縮やリサイズなどが行なえます。
変換ではGoogleが開発している「WebP」や「JPEG」「MozJPEG」「PNG」などに変換することができます。「Squoosh」を開いているブラウザによって、変換できる画像形式は異なるようです。
実際に使ってみましたが、操作はとても簡単。元画像を見ながら調整できるという安心感もあることや、ウェブアプリケーションなのでブラウザさえあればア利用できるという点は魅力的。
元データが270KBのところ、「Squoosh」で圧縮すると149KBに。約45%ほどデータサイズが軽くなりました。
「Squoosh」「JPEGmini」「Compressor」を比較してみた
「Squoosh」を画像圧縮アプリや画像圧縮サービスと比較すると、圧縮後のデータサイズの差はどれほどか。「JPEGmini」「Compressor」と比較してみました。
元データのデータサイズは270KB。JPEGminiで圧縮後が195KB、Compressorで圧縮後が172KB。わずかにCompressorのほうが圧縮率が良いようです。
続けてSquooshで試してみたところ、画像サイズは149KBに。JPEGminiにもCompressorにも圧勝……!! ちなみに「WebP」に変換するとなんと76KBでした。
画像を一括で圧縮できるという点ではJPEGminiは優位でしたが、一枚ずつの圧縮ならSquooshが優秀。Squooshの登場で「WebP」の普及に弾みがつけば、今後のスタンダードが変わっていく可能性もありそうですね。
Squoosh