Appleは11月7日、新型「Mac mini」を約4年ぶりに発売。発表時から「自力でのメモリ交換が可能か」という点が注目されていましたが、Mac専門店秋葉館が自力でのメモリ交換を検証し、Twitterで報告しています。
新型Mac miniはユーザーでのメモリー交換が可能「ただし分解は非常にめんどう」
Appleが約4年ぶりに発売した新型「Mac mini」ですが、ユーザーが自分の手でメモリ交換が可能だと「Mac専門店秋葉館」が検証結果を報告しています。
新型「Mac mini」は標準で8GBのメモリが搭載可能ですが、最大64GBまで変更可能。購入時に64GBまで増設した場合のオプション価格は154,000円と高額になるため、発表時からユーザーが自力でメモリ交換ができるか注目されていました。
iMoreのアナリスト・Rene Ritchie氏がAppleに確認したところ、自力でのメモリ交換は可能ではあるが、Appleはサービスプロバイダなどでのメモリ交換を推奨しているとされていました。
秋葉原にあるMacユーザー御用達の「Mac専門店秋葉館」公式Twitterによるとメモリは放熱板(?)に覆われており、底面の裏蓋を明けただけでは交換できなかったとのこと。
裏蓋だけでなく「Mac mini」の本体全体をバラし、ロジックボードを引き出すことでメモリ交換は可能とのこと。Mac専門店秋葉館は「分解は非常にめんどう」だとコメントしています。
メモリスロットは2基で最大64GBまで増設するためには32GBのメモリが2枚必要。
Mac専門店秋葉館によると、現在32GBメモリはほぼ流通していないということで、64GBにするためにはAppleで購入時にカスタマイズを推奨しています。
自力でのメモリ交換は怖いという人はMac専門店秋葉館の取付サービスを
「Mac mini」の購入時にメモリを32GBにカスタマイズした場合、料金は66,000円(税別)。Mac専門店秋葉館で販売されているメモリ(16GB×2枚)であれば、45,000円(税別)と21,000円も安くなります。
自分でメモリ交換は工具も必要ですし不安がある、という人はMac専門店秋葉館の「取付サービス」を利用するという手もあります。1時間の預かりで、工賃5,000円で対応予定とのことです。
取付サービスを利用しても、Appleでカスタマイズするより16,000円安くなるので、興味のある方は検討してみるとよいかもしれません。
手順を説明した動画や画像つき解説記事も
YouTubeチャンネル「Brandon Geekabi」が新型「Mac mini」のメモリ交換を解説する動画を公開しています。
またiFixitは写真付きでメモリ交換を解説した手順書を公開。どちらも英語ですが、映像や写真で理解できる内容になっています。