Appleが10月26日より発売したばかりの「iPhone XR」について、台湾の部品メーカー・フォックスコンとペガトロンに、増産を中止するように要請したと、日本経済新聞が報じています。
Appleが「iPhone XR」の組み立てを行うサプライヤーに増産中止を要請か
Appleが10月26日に発売した「iPhone XR」について、組み立てを担っている台湾のサプライヤー・フォックスコンとペガトロンに対し、「これ以上の増産は不要」と伝えたと日本経済新聞が報じています。
日経によると業界関係者からの話として、フォックスコンがiPhoen XRのために用意していた組立ラインは、最近は約75%ほどしか稼働していないといい、生産台数は当初の見通しより20〜25%少ない状況だったとのこと。
ペガトロンも同様だといい、両社は今後の設備増強の是非についてAppleからの指示を待っているとしています。
昨年モデルの「iPhone 8」シリーズを増産か
Appleは発売されたばかりの「iPhone XR」ではなく、昨年発売された型落ちモデルとなる「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」を増産するとのこと。
「iPhone XR」は「iPhone 8」から大幅に進化した最新モデル。Touch IDを廃止し、Face IDを採用したほか、ディスプレイもエッジからエッジまでの大画面となり、カメラはシングルレンズながらもポートレート撮影に対応しました。
なおBCNの発表するスマートフォンの実売台数ランキングでは「iPhnoe 8」の人気が急上昇しており、1位〜3位を締めています。