コミックマーケット準備会が、2019年に開催する「コミックマーケット96(C96)」「コミックマーケット97(C97)」について、一般参加者の入場を有料化することを検討していることが明らかになりました。
C96・C97、東京五輪の影響で開催期間を4日間に
コミックマーケット準備会が、2019年に開催するC96・C97において、一般参加者の入場を有料化することを検討していることが発表されました。
C96・C97は2019年度から東京五輪、パラリンピックの開催に向け、東展示棟が使えなくなる影響で、C96とC97の開催期間を4日間開催に延長。
加えて会場の広さは約71%に縮小するため、サークルの当選率を下げずに多くのサークルに出展してもらうため、コミケ史上初の4日間の開催となったと説明しています。
2会場4日間開催で費用増、一般参加者の有料化で対応を検討
また会場は有明と青海の2会場となり、参加者が行き来する期間はリストバンドによる参加者の識別を検討していると説明。サークル通行証をリストバンド化し、一般参加者は有料でリストバンドを購入してもらうよう検討しているといいます。
一般参加者の有料化は、会場面積の減少で企業ブースや広告も減ってしまう一方、4日間開催・2会場となることで増加した費用への対応策とのこと。
コミックマーケット準備会の共同代表は有料化について「これまでのポリシーやスタイルとは異なる」としつつ、「4日間開催と合わせてご理解をいただけると幸いです」と理解を求めました。
詳細については「現在まさに検討中」だといい、詳細については後日正式に発表するとしています。