高速道路で目的地を通りすぎたときの対処方法、「特別転回」知らなかったと反響

高速道路で目的地を通りすぎたときの対処方法、「特別転回」知らなかったと反響

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高速道路でうっかり目的のICで降りるのを忘れてしまい、通り過ぎてしまった……。そんな時はどういった対応をすればいいのか。JAFの機関誌に掲載されていたという対処方法に、Twitterでは「知らなかった」という声が寄せられています。

高速道路で目的地を通り過ぎてしまった……次のICで「特別転回」をお願いしよう

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「高速道路で目的のIC(インターチェンジ)を通りすぎてしまったら?」というJAF機関誌の1ページがTwitterで注目を集めています。JAF機関誌によると「高速道路での逆走」の5割以上がICやJCTの間違いに気づいて、その場で戻ろうとしたことが原因とのこと。

「誤って目的のICを通り過ぎてしまっても、決してバックやUターンで戻ろうとせず、以下の手順に従ってください」と、対処用法が紹介されています。

記載されている方法は「特別転回」と呼ばれる方法。具体的には以下のように説明されていました。


高速道路で目的のICを行き過ぎてしまったら?

  1. そのまま走行し、次のICでいったん流出。
  2. 料金所ではETCレーンではなく、一般レーンに進む。ETC/一般共用レーンでは、あらかじめETCカードを抜いておく。
  3. 係員に申告すると、目的のICまで戻れるように案内してもらえるので、指示に従う。
  4. 目的にICに戻ったら、上の「2」と同様に進み、係員に申告する。

この手順で行うと、通過してしまった分の高速道路料金は往復ともに不要になるとのこと。

特別転回についてはNEXCO東日本NEXCO西日本NEXCO中日本の高速道路営業規則にも明記されています。

特別転回について「知らなかった」「もっと早く知りたかった」という声も

教習所で「特別転回」について教わらなかったという人もいるようで、Twitterでは「知らなかった」「有益な情報」「追加料金がかからない方法があるとは」といった反応や、実際に「やってもらったことある」という経験者からも反響が寄せられました。

なお「特別転回」はすべての高速道路のICで利用できるというわけではなく、構造等によっては対応できない場合もあります。その場合は通常通りの料金を支払い、高速道路を戻るしかありません。

JAFは「高速道路上でのバックやUターン(転回)は禁止されています。自分の判断によるUターンは大変危険なのでやめましょう」と注意を呼びかけています。