Google Chrome バージョン70の配信が開始され、非HTTPSサイトで表示される「保護されていない通信」のラベルがデータ入力時に赤く変化しこれまで以上に強く警告するようにアップデートされました。
Chrome 70より「保護されていない通信」ラベルを赤く表示
Google Chrome バージョン70がリリースされ、非HTTPSサイトでデータ入力を行った際、アドレスバーに表示される「保護されていない通信」ラベルが赤くなるようになりました。
Googleが段階的に進めている「セキュリティの向上」への取り組みの一つで、これまで非HTTPSサイトに目立った表示はされていませんでしたが、2018年7月にアドレスバーに「保護されていない通信」ラベルが常時表示されるようになりました。
今回はさらに計画が進み、非HTTPSサイトでのデータ入力(検索ボックスでのテキスト入力など)に「保護されていない通信」ラベルが赤く表示されるようになり、今まで以上に強調されるようになりました。
Googleによると世界的にHTTPS対応は進んでいるといい、Web上の100サイト中83サイトはHTTPSに対応していると発表していました。
HTTPS対応はすべてのウェブサイトにとって必要
Googleは機密性の高い情報を取り扱うサイトでなくても、すべてのウェブサイトにおいてHTTPS対応を推奨しています。
HTTPSに必要性については「HTTPS を使用する理由 | Google Developers」に詳しく紹介されています。