日本のカレーとは一味違う?カップヌードル「インド風バターチキンカリー」を食べてみた

日本のカレーとは一味違う?カップヌードル「インド風バターチキンカリー」を食べてみた

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「カップヌードル エスニックシリーズ」は本場の味を取り入れた本格派シリーズ。今回はカレーの発祥の地インドをターゲットにした「カップヌードル インド風バターチキンカリー」だ。"バターが香るトマトベースのクリーミーな濃厚カレー"との謳い文句を書かれては、カレー好きの記者が検証しないわけにはいかない!

トマトベースのスープでサラッと食べられる。日本的にはカレーではなくトマトヌードル?

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パッケージはインドの国旗をイメージしたデザイン。実は国旗が隠れているので手に取った人は探してみてほしい。

そもそもインドのカレーは日本のものとは全く違うものというのは今となっては当たり前の知識で、あちらではスパイス料理を配合した食べ物を指しており、とろみが少なくさらさらとしたものが基本。日本のカレーを初めて口にしたインド人はカレーと認識できなかったという話も耳にするほどだからその違いは容易に想像できる。

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蓋の上にはバターフレーバーオイル付き。ただ意外と知られていないのは、日本のカレーはイギリスから伝わったということ。今でこそ私たちの食べるカレーは独自の味を確立しているが、とろみがありマイルドな味に変化させたのはイギリスなのだ。

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これには諸説はあるが、バターチキンカレーの発祥の地はイギリスだとか(現地名でチキンティカマサラ)。インドではこれを逆輸入し、スパイスをさらに効かせたインド版バターチキンカレーが生まれたということらしい。今回の新商品はインド風なので7種類のスパイスが効いている……ということだろうか。

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めんはお馴染みのコシとつるみのある油揚げめん。

回検証する日清食品「カップヌードル インド風バターチキンカリー」(85gうち麺60g・希望小売価格 税抜180円・2018年9月24日発売)もインド風と書かれいるので、普段口にするバターチキンカレーとは一味違いそうな雰囲気を感じる。

それでは頂こう。

「出来上がりの香りもバターチキンカレーそのもの」

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蓋を開けるとオレンジ色の粉末スープがお出迎え。

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お湯を入れて3分。仕上げにバターフレーバーオイルを入れて完成。

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具は味付鶏肉、赤ピーマン、ねぎの3種。唐辛子ではない。

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出来上がりの香りもバターチキンカレーそのもの。ふんわりとしたマイルドさが鼻からも伝わってくる。

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ズルッと啜るとこれが美味い。トマトベースの酸味がかなり主張しているのだがバターのマイルドな口あたりが全体のバランスを取っており、コクもあって食べごたえがある。さっぱりとした後味がバターチキンカレーらしさを表現している。ガツガツと食べられるのが嬉しい。

カルダモンやクローブといった香りの強いスパイスが入っており、飽きやすい酸味やマイルドさの余韻を上手く引き出している。

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鶏肉は1辺5mm程度の大きさ。味付けは薄め。

残ったスープでご飯といきたいところだが、酸味が強めなのでインドらしくナンで食べるのも美味しそう。

定番のインドカレーの1つバターチキンカレーをカップヌードル流にアレンジした新商品。ただしトマトの味が苦手な人は避けた方が無難だ。

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カロリーは417kcal、糖質は約50.4g。なお、「カップヌードル カレー」はカロリー422kcal、糖質約50.6gとほぼ同じ。

全国のスーパー、コンビニで発売中。