Twitterは25日、同社のブログにおいて「ポリシー作成における新たな変更」を発表。Twitter上の会話の健全性を高めていくための取り組みの1つとして、誰かの人間性の否定する投稿を禁止するとしています。
Twitter「人間性の否定に関するポリシー」を追加、ユーザーから意見の公募も
Twitterは25日、Twitter上の会話の健全性を高めていくための特別な取り組みの1つとして、「人間性を否定する投稿」を禁止する方針であると明らかにしました。
同社のブログでは「人間性を否定し人間以下に扱う会話は、暴力を正常化することを含め、Twitterのサービス外に悪影響を与える可能性があります」とし、「直接的なターゲットを含まない場合でも、特定の集団のメンバーの誰かの人間性の否定をする項目を、暴言や脅迫、差別的言動に対するTwitterのポリシーに含め、拡大したいと考えています」と説明しています。
なお、このポリシー変更が、異なる文化やコミュニティでどう影響するのかを確認するため、これまで行っていなかった一般からの意見の公募(アンケート)を行っています。
Twitterでは「人間以下」がトレンド入り 和訳ミス？「人間未満では？」とツッコミも
Twitter公式ブログでは「人間性の否定についての定義」として「他人を人間以下に扱う言葉」と説明。またWSJ日本版が「ツイッターが問題投稿で対策強化、『人間以下』の表現禁止へ」と報じたことで、Twitterで「人間以下」がトレンド入り。※既にWSJ日本版の記事は「人間以下」の表現を「非人間的」または「人間未満」に訂正されています。
またTwitterでは「人間以下」ではなく「(普通の)人間未満」が正しいのでは？といった投稿も見られていました。