Appleが買収したことで「Workflow」から生まれ変わり、遂に「Siri」にも対応した作業効率化アプリ「ショートカット」。以前から便利ではあったのですが、Siriに対応することで「Hey Siri」での家電操作にも対応。ますます神がかったアプリになりました。
「ショートカット」アプリを使えば、手間のかかる作業が1発で完了する
Appleが提供するiOSアプリ「ショートカット」が18日、iOS 12のリリースにあわせ正式にリリースされました。Appleが買収した「Workflow」から名称を変更したもので基本的な機能を継承しつつ、「Siri」にも対応しました。
「Workflow」は"上級者向け"という印象のあるアプリでしたが、「ショートカット」もやはり"上級者向け"といった印象。使いこなせれば間違いなく便利ですが、使いどころが難しいのも事実。
例えば、iPhoneの基本機能(アプリ)を使った「ショートカット」では以下のようなものが1つの操作で行えるようになります。
- 表示中のウェブサイトを公式Twitterに画像つきでシェアする
- 今聴いている音楽をTwitterに画像つきでシェア
- 今日のスケジュールの詳細を自分宛てにメールする
- ファイルをZipで圧縮してメール送信
- 動画からGIF画像を作成
また会計サービス「freee」や家計簿アプリ「Moneytree」など「Siri ショートカット」に対応したアプリを利用すれば、アプリの特定の動作を「Hey Siri」で起動させることができます。
「iOS 12のショートカット、ソースコード見れるの便利すぎるPCない時ソースチラ見できる」
「Safariの共有機能からURLを受け取れば、コピペの必要もないですね。共有機能以外で起動した場合は、デフォでクリップボードを参照するようにするのもオススメです」
「いつも再生する音楽のプレイリストを登録しておけば、いちいちミュージックアプリを開いてプレイリストを選択しなくても、ウィジェットかSiriで一発再生ができるように」
「workflow時代から愛用してるiOS12のショートカット👶色々検索できるやつ」
「iOS 12からは公式の【ショートカット】っていうアプリでiPhoneからssh経由でスクリプトが実行出来るらしい!!!」
「ショートカット」はIFTTT経由で「Hey Sir」でIot家電操作に対応
「ショートカット」の登場で生活が一気になりそうな変更点が「Hey Siri」を使った家電操作が可能になった点。正式に対応したというわけではなく、IFTTTを利用すれば「Hey Siri 電気を消して」などができるようになりました。(IFTTTに対応した家電のみ)
連携方法は簡単でIFTTTで「Webhooks」を連携。その後、IFTTTレシピで「This」に「Webhooks」を設定、「That」に対応するIot家電のアクションを追加するだけ。
IFTTTでは「Nature Remo」や「Philips Hue」などが対応しているため、多くのユーザーが恩恵を受けることができそう。「MicroBot Push」も対応しているので、物理ボタンの操作もできます。
これかなり便利だな〜、出先から「Hey Siri エアコンつけて」などができちゃいますね。興味のある方はぜひお試しください。