9月21日より発売開始となる「iPhone XS」ですが、カタログ上「iPhone X」と本体サイズに1mmも差はありませんが、「iPhone X用ケース」は「iPhone XS」で使えないことが判明しています。使えると思っている人は気をつけて!
「iPhone X」と「iPhone XS」は本体サイズは完全に一致
9月21日より発売開始の「iPhone XS」は、カタログ上では「iPhone X」と本体サイズか完全に一致しています。
「iPhone X」と「iPhone XS」の差は、内部のチップなどを除くと外観はほとんど変わらなく、Lightning端子周辺にアンテナの線が入り、スピーカーの穴の数に少し変化がある程度。
iPhone X | iPhone XS | |
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高さ | 143.6mm | 143.6mm |
幅 | 70.9mm | 70.9mm |
厚さ | 7.7mm | 7.7mm |
重量 | 174g | 177g |
重量は3gほど重くなっているようですが、「高さ×幅×厚さ」のサイズは変化なし。ということは「iPhone X」のケースを「iPhone XS」でも使える?と考えてしまいますが、ケースの互換性はないようです。
国内の主要メディアの先行レビューで「iPhoen Xと互換性はない」と注意書き
本体サイズに差はないのにケースの互換性がないとはどういうことか。国内大手メディアに掲載された先行レビューでは、カメラ部分に違いがあるようです。
サイズは同じiPhone XとXSですが、カメラの大きさが数ミリ違うのでケースは変えた方がよいです。
Phone XSレザーケースに旧iPhone Xを装着してみると、背面カメラ穴の下側と内側に隙間が出来る事が確認できます。 つまり、この隙間分、iPhone XSのカメラ全体が大きくなっていることが分ります。
「iPhone XS」用の純正ケースに「iPhone X」を装着するとサイズが微妙に違う為、カメラ穴の周りに若干スペースが空きます。また、Appleは公式ページで「iPhone XS」の純正ケースと「iPhone X」に互換性がないことを公表しています。
わずか数ミリのようですが、「iPhone X」と「iPhone XS」ではカメラの位置に差があるようです。無理に付けられないこともないようですが、素直にケースを買い替えたほうが無難。
Amazonなどを見ると「iPhone XS/iPhone X」対応のように記載されているケースも多く、本当にiPhone XSでも利用できるのか信憑性に掛ける部分もあります。
サードパーティ製のケースは各所からレビュー記事が出揃うまでは待ったほうがいいかも。購入するのであればApple純正もしくはApple公式ストアで販売されているケースが安心。