トレンドマイクロは12日、App Storeから同社の提供する「ウイルスバスター モバイル」などのアプリが削除(閲覧できない)状態になっていると明らかにしました。この件についてAppleに確認を進めているとのことです。
「ウイルスバスター」などがApp Storeから削除されているもよう
トレンドマイクロは12日、同社の提供するiPhoneアプリ(iOSアプリ)がApp Store上から閲覧できない状態になっていることを確認したと発表しています。
発表によると閲覧できなくなっているアプリは「ウイルスバスター モバイル」など個人向け・法人向けアプリの9つ。
App Storeから削除されたトレンドマイクロ社のアプリ一覧
- ウイルスバスター モバイル
- パスワードマネージャー
- ウイルスバスター for Home Network
- ウイルスバスターマルチデバイス月額版
- ウイルスバスターモバイル月額版
- ウイルスバスター+デジタルサポート月額版
- パスワードマネージャー月額版
- フリーWi-Fiプロテクション
- Trend Micro Mobile Security ※法人向け
トレンドマイクロによると、App Storeから検索してインストールすることはできないものの、すでにインストールされているアプリについては影響がないとのこと。
App Storeから閲覧できなくなった理由については、Appleに至急確認を進めているとのことです。
トレンドマイクロ社のMacアプリがユーザー情報を収集、保存していた件も問題に
トレンドマイクロは10日、Mac App Storeで提供していたDr CleanerやDr. Antivirusといったアプリでユーザーのブラウザ履歴を収集していたと認める発表をしていました。
Macアプリが収集したデータは既に削除されており、アプリも修正したと発表しています。なお、iOSアプリがApp Storeから削除された件がMacアプリの問題に関連しているかは不明です。