メルカリは29日、読書感想文の売買などをはじめとした「宿題代行行為」の根絶に向け、文部化科学省と合意したことを発表しました。またメルカリだけでなく、楽天の「ラクマ」、ヤフーの「ヤフオク!」でも同様の合意がされたことが公表されています。
メルカリ「宿題の代行」出品禁止、宿題の"完成品"の出品も禁止
メルカリは29日、子どもたちの健全な育成環境の整備を目的として、読書感想文などをはじめとした「宿題代行行為」の根絶に向け、文部化科学省と合意をとりまとめたと発表しました。
今後、フリマアプリ「メルカリ」内では「子どもたちに代わって宿題を行うこと」「読書感想文や自由研究など、宿題の完成品を出品すること」が禁止となります。
宿題代行と思われる出品は削除などの対応を行うとのこと。
メルカリでは以前から「宿題代行」は禁止していた
メルカリでは、以前から「宿題代行」の出品は禁止されていましたが、「宿題の完成品」については個人情報が記載されているものを除き、禁止商品とはされていませんでした。
今後は、文部化科学省と連携し、子どもたちが自ら宿題に取り組む環境の整備を推進。各府省庁など外部機関と連携しながら、子どもたちが安全・安心して利用できるマーケットプレイスの提供に向けて邁進するとしています。
また楽天の「ラクマ」、ヤフーの「ヤフオク!」でも「宿題代行」について同様の合意がされたことが公表されています。