iPhoneを落として画面がバキバキになってしまうことが多い人に朗報です。iPhoneの落下を検知して、iPhoneを守るエアバッグのように動作する脚が四隅から飛び出して保護するケースが開発されています。
iPhoneの落下を検知して、本体を守る脚が飛び出るケース
iPhoneが落下してディスプレイが割れてしまうという事故を防ぐための画期的なケースが、間もなくクラウドファウンディング「Kickstarter」に登場する予定です。
ドイツの大学生が開発したもので、iPhnoeの落下を検知すると、本体の四隅から脚のようなものが飛び出し、落下時の衝撃を吸収してくれるというケース。
本体を保護する"脚"はバッテリーで駆動しており、充電はUSBケーブルと無接点充電に対応。落下時の衝撃は360°どの角度から落下しても守ってくれるとのこと。
ケース本体は厚さ0.9mm・幅0.6mmと、これだけの機構を搭載しているにも関わらず想像以上に薄い設計。ただし落下時に飛び出した"脚"は、再びセットするためには手動で収納する必要があります。
iPhone本体から伸びる"脚"の長さは30mm。iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plusに対応する予定。
ちなみに「ADCase」のプロトタイプはドイツのメカトロニクス協会で最終週賞を獲得。すでに特許も取得済みだといいます。
「ADCase」は近日中にKickstarterで支援を募る予定と発表されており、資金が集まれば製品化される可能性も十分にありそう。公式サイトでメールアドレスを登録すれば、Kickstarterの募集開始時にメールを受け取ることができます。
iPhone Xのディスプレイ修理は「31,800円」もかかる……
ちなみにiPhone Xの場合、AppleCare+に加入していない場合、ディスプレイの修理には31,800円と超高額。同じくiPhone 8の場合は17,800円と、こちらもそこそこお高い……。
どちらもAppleCare+に加入していれば修理代金は3,400円。AppleCare+の料金はiPhone Xが22,800円、iPhone 8は14,800円とお値段はかかりますが、万が一のためには加入しておくと安心ですよ。