Appleは5日(日本時間)、開発者向けカンファレンス「WWDC 2018」を開催し「iOS 12」が発表しました。WWDCの基調講演で、iOS 12は「アプリは最大40%、キーボード表示は最大50%、カメラの起動は最大70%、速くなる」と発表されていましたが、iOS 12 betaが開発者に公開され、比較動画が続々と公開されています。
「iOS 12」と「iOS 11」を比較してみると、びっくりするほど高速に
Appleは6月5日(日本時間)、開発者向けカンファレンス「WWDC 2018」を開催しました。基調講演では、例年通り次期iOSとして「iOS 12」が発表されました。
基調講演で「iOS 12」を紹介したのは、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長であるクレイグ・フェデリギ氏。「iPhone 6sの場合、アプリの起動は最大40%、キーボードの表示は最大50%、カメラの起動は最大70%高速になる」と紹介されました。
基調講演後、Appleは開発者に対し「iOS 12 beta」を公開。翌6日には基調講演で発表された"高速化"は本当なのか、実際にiOS 11と比較検証してみた動画などが各所で公開されました。
iAppleBytesが公開した「iPhone 5sで『iOS 11.4』と『iOS 12 beta』を比較した動画」を確認してみると、iOS 12ではアプリの起動速度やキーボードの表示速度、カメラの起動速度が段違いに速くなっていることがよくわかります。
古いモデルのiPhoneにこそ「iOS 12」の高速化の恩恵が顕著に
iAppleBytesは「iPhone 6で比較した動画」「iPhone 6sで比較した動画」「iPhone 7で比較した動画」「iPhone 8で比較した動画」を公開していますが、古いモデルのiPhoneほどiOS 12の高速化の恩恵が顕著にあらわれています。
iupdateosやEverythingApplePro、などからも「iOS 12」のスピードテストを行ったという動画が公開されていますが、どの動画を見てもiOS 12の速さは圧倒的。
「iOS 12」は今秋にリリースと発表されており、例年では新しいiPhoneと同時に公開されています。今年は新型「iPhone SE」、「次期iPhone X」「iPhone X Plus(仮称)」「iPhone 8後継モデル」などが登場するとみられています。
