Googleは17日、2018年9月にリリースされる「Google Chrome 69」よりHTTPSサイトに表示される「保護された通信」ラベルを削除すると案内しています。また最終的には鍵アイコンも削除するとのこと。
Chrome 68、HTTPSページの「保護された通信」ラベルを削除
Googleは17日、全てのHTTPSページに表示される「保護された通信」ラベルを削除すると案内しています。
ラベルの削除は2018年9月にリリースされる「Chrome 69」から行われ、最終的には「鍵アイコン」も削除するとのこと。
Googleはこれまで、セキュリティの向上に働きかけてきており、ウェブサイトのHTTPS対応が進んでいて「ウェブサイトのHTTPS対応はやっていて当たり前」と考えているようです。
2018年10月、HTTPページでのデータ入力時「保護されていない通信」ラベルが赤く反転
2018年7月にリリースされる「Chrome 68」では、全てのHTTPページに「保護されていない通信」ラベルが表示されるようになります。
さらに、2018年10月にリリースされる「Chrome 70」では、HTTPページの入力フォームなどにデータを入力すると「保護されていない通信」ラベルが赤色に反転するようになるとのこと。
Googleは、HTTPSは以前よりも安価で簡単に対応できるようになったため、HTTPSに対応するように推奨しています。