Google Chromeで、開いているタブが勝手に「unanalytics.com」に飛ばされ警告が表示される現象が報告されています。どうやら原因はChrome拡張機能の「Better History」が原因の可能性が高そうです。
Chromeで開いているタブが勝手に別サイトに飛ばされ警告が表示される
Google Chromeを利用中、開いているタブが勝手に「unanalytics.com」というサイトに飛ばされ、警告が表示されるという現象が報告されています。
この現象について調べてみると原因はChrome拡張機能の「Better History」にあるようです。僕のChromeでも同じ現象が発生していましたが、「Better History」を削除したところ再発しなくなりました。
【ゆるぼ】Chrome最新版で、タブを開きっぱなしにしているとサイトにかかわらず「https://t.co/IvxOMtTqdb」とかにアクセスさせようとされて真っ赤な警告画面が出るんだけど、対処方をご存知の方はいらっしゃいますでしょうか
— 謎の七面鳥 (@7mencho) 2018年5月8日
For those getting the #Chrome security error mentioning #Unanalytics.com, it seems to be caused by the Better History extension which as been removed from the Web Store. Very fish. You should remove it. #unanalytics pic.twitter.com/v1DCUOyeeF
— Dan Brandenburg (@DanBrandenburg) 2018年5月8日
海外でも同様の現象が発生していることが報告されており、警告を無視して「unanalytics.com」を訪問するとフィッシングサイトに飛ばされるようです。
「Better History」以外のChrome拡張機能でも起こる可能性はある
「Better History」は閲覧履歴を見やすく管理することができると人気のあったChrome拡張機能でしたが、2016年にリンクを操作して広告を表示するという挙動が問題となりChromeウェブストアから除外されていたようです。
「Better History」の元の作者が拡張機能を売却した後に起こったようで、他の拡張機能でも同様の現象が起こる可能性があります。特に以前はChromeウェブストアで配布されていたものの、その後除外されたという拡張機能には注意が必要です。