深夜の都内に白い屋台のバーが出ている。そのバーはいつどこに出没するのかわからず、Twitterに投稿される情報を頼りに見つけ出さなくてはいけない。そんな"エモい"要素たっぷりの屋台バー「TWILLO」に行ってきました。
「路上でバカラのグラスで美味いラムを飲む」という非日常感
「深夜、都内のどこかに出没するという白い屋台のバーがある」
そんなお店の情報をLINE MOOK「週末この一杯」(3月22日号)で知った。LINE MOOKはLINEアプリ内から読むことができる雑誌のようなコンテンツ。
記事ではレインボーブリッジが美しく見える最高のロケーションのなか、物語から抜け出してきたような"白い屋台"が映されている。完全にエモい。
この白い屋台は「TWILLO」というバー。Twitterでお店を開ける場所を告知しており、都内を少しずつ移動しているため、いつどこでオープンするのかは「気分次第」なのだそう。
『東海橋』。。冒険2592日目。第一京浜沿い、北品川。。目黒川にかかる橋のたもとにいます。今宵はここでゆったり葉巻でも燻らせると致しましょう。。題目は「さくら」。ながらく。。お待ちしておりましたよ(ニヤリ)。。。
— 神条昭太郎 (@Twillo0) 2018年3月24日
偶然にも「TWILLO」がオープンしている場所に巡り合うことができたので、立ち寄ってみた。訪問時、まだオープンしたばかりでお客さんは僕1人。
場所は桜が咲き始めた目黒川沿い。バカラのグラスで飲む23年もののラムは路上で飲むお酒とは思えないほど美味く、想像以上のお酒に「うわっ、美味い」と漏らしてしまうほど。
このスタイルの営業を初めて7年にもなるのだそう。葉巻をくゆらせながら話に付き合ってくれる店主の神条さんの醸し出すオーラも魅力的。
軽く一杯のつもりが極上の花見に……
神条さんと話し込んでいると、遠方から電車でやってきたという常連さん、数日前にも訪れたという近くに住むお客さんがやってきた。
誰からというわけでもなく会話が始まる。1人でフラッと立ち寄って軽く1杯のつもりが、目黒川沿いの路上に出現した極上のバーでお花見という贅沢タイムに。エモすぎ。
ちなみに価格は「過ごした時間の価値でお客さんが自分で決める」という仕組み。だいたい22時頃から明け方くらいまで営業しているとのこと。もし見つけたら立ち寄ってみてもらいたい。
「TWILLO」の出没場所がこくちされるの神条さんのTwitterアカウントはこちら。 ▶ 神条昭太郎(@Twillo0)さん