2月17日、平昌五輪で羽生結弦選手が66年ぶりの連覇を果たし金メダルを獲得。また、藤井五段が棋戦初優勝を果たし、中学生として初の六段になったことで、新聞社各紙が号外を発行しました。その号外がフリーマーケットアプリ「メルカリ」に大量に出品されているようです。
羽生結弦選手が「金メダル」、66年ぶりの連覇で号外 → メルカリで出品
NHKは17日、「羽生金メダルの号外 早くもメルカリで売買」と報じています。実際に確認してみると、新聞各社が発行した羽生結弦選手「金メダル」を報じる号外がメルカリに多数出品されています。
羽生選手が今大会、日本勢で初の金メダルを獲得。また2大会連続で金メダルとなり、国際オリンピック委員会(IOC)は冬季オリンピックとしては通算1000個目となる金メダルとなったと発表していました。
羽生結弦の演技 ノーカット&実況なしpic.twitter.com/B5IoC9qLkI
— 野村純平(男子ハック) (@JUNP_N) 2018年2月16日
羽生結弦、金メダルを決めた演技。ノーカット&実況なしpic.twitter.com/CjsnDL1gtX https://t.co/YEULKzZDT3
— 野村純平(男子ハック) (@JUNP_N) 2018年2月17日
新聞各紙が羽生選手の金メダルを報じた号外を発行。メルカリを確認してみると、この号外が多数出品されていました。出品の多くは数百円程度のものから、「毎日新聞と朝日新聞セットで5000円」といったものもあり、売切れているものも多くみられます。
羽生くんの金メダル号外にものすごい人だかりが出来てたというのでメルカリを覗いてみたらやっぱりw pic.twitter.com/JgghzrHopZ
— えみちゃん (@__Emichan___) 2018年2月17日
メルカリだけでなく、ヤフオク!でも同様に号外が出品されているようです。こちらもメルカリと同じく、1紙の号外は数百円から出品されており、複数紙のセットが5000円程度で出品されています。
ネット上ではこういった号外を出品することに対して疑問の声があがっているほか、「NHKがこういった報道をする時代になったか」といった反応も見られています。
ちなみに毎日新聞や朝日新聞など、「号外」をウェブ上から閲覧することが可能になっている新聞社も多くあります。参考:朝日新聞号外(PDF)、毎日新聞(要Flash)、東京新聞(PDF)。
また報知新聞はスポーツ報知「羽生結弦・五輪連覇 宇野昌磨銀メダル号外」の郵送お取り寄せについてとする記事を公開。希望者には送料のみの実費で郵送してくれるとのことです。
藤井五段が棋戦初優勝「中学生で初の六段」、加藤一二三さんの最年少記録更新で号外 → メルカリで出品
同日、藤井聡太五段が羽生善治二冠らを破り棋戦で初優勝。藤井五段は中学生として初の六段となり、こちらも新聞各紙が号外を発行して報じていました。
藤井五段の号外も、メルカリやヤフオクに出品が見られますが、羽生選手金メダルの号外と比較すると出品数は少ないようです。
これまで六段昇段の最年少記録は加藤一二三さんの15歳10ヵ月(昭和30年)でしたが、藤井五段は現在15歳6ヵ月と加藤一二三さんの記録を4ヵ月更新しています。